お笑い芸人の土田晃之が、5月31日に放送されたラジオ番組『土田晃之 日曜のへそ』(ニッポン放送/毎週日曜12:00~13:40)で、後輩芸人・ぼびぼびおが同日をもってお笑い芸人を引退したことを明かした。
土田は「外出自粛期間中、自分を見つめる時間が増えた後輩芸人が多い」としたうえで、「1人の芸人から電話がかかってきまして。バイトもできないし、仕事もないから逆に良いチャンスだと。なかなかネタを作ることもないから、ネタを作ろうと思ったんですって。でも、考えたときに何も思い浮かばないって」と説明。
続けて、「『あれ? 俺、お笑いに対する意欲がなくなってるんじゃないか』ってことに気づいたんですね。それでそいつが、今月いっぱいで芸人を辞めると。ようは今日ですよ。今日を最後に芸人を辞めると連絡してきたのが、このラジオでもよく僕が名前を出しているぼびぼびおです」と明かした。
「(ぼびぼびおは)37か8になる年なんだけど、だからこそ、あらためて見つめ直すのよ」と土田。
そして「それまで、アンバランスの山本(栄治)がやってるBARでアルバイトしてた。毎日のようにアルバイトして、家に帰って寝て起きてまたバイト行ってっていう生活を当たり前のように送ってたけど、緊急事態宣言で自宅待機となって、自分を見つめ直す機会になって…」と推察し、「だから俺はぼびおに言ったんですよ。その決断のプロセスを、アンバランス山本にも話してくれって。俺と同期で同い年の山本にそろそろ芸人を諦めてくれって(笑)」と話した。
また、土田は「いろんな人生があるんでね、これからもぼびぼびおには頑張ってもらいたい」と呼びかけ、「まだ東京にはいるって言うんで、コロナが落ち着いて旅行とか行けるようになったら、また旅行も一緒に誘って行こうかななんて思ってます」と語っていた。