ASUSは同社が販売するスリムノートPC「ASUS ZenBook 15」と「ASUS VivoBook 15」に、第10世代Intel Coreプロセッサを採用した新モデルを発表した。6月5日の発売を予定しており、既に予約を受け付けている。新モデルの価格は「ASUS ZenBook 15 UX534FTC」が188,910円(税抜)、「ASUS VivoBook 15 X512JA」は構成により異なり63,455円(税抜)から最上位構成では122,546円(税抜)。
「ASUS ZenBook 15 UX534FTC」は消費電力が少なく、最大4.9GHz動作も可能なComet LakeベースのIntel CPUを採用し、狭額縁の15.6型フルHDディスプレイを搭載したスリムノートPC。4コア8スレッドのIntel i7-10510Uに、NVIDIA GeForce GTX1650 Max-Qを組み合わせた高いパフォーマンスと、わずか18.9mmとした薄さの両立を謳う。
インタフェースにメモリカードリーダー、3.5mmステレオミニジャック、HDMI、USB3.0 Type-A×2、USB 3.1 Gen2 Type-C×1を備える。バッテリー駆動時間は約9.4時間。
さらに同社が"革新的な入力デバイス"とする「ScreenPad 2.0」を搭載。一般的なノートPCのタッチパッドと同様に使用する「タッチパッドモード」と、セカンドディスプレイ、コントローラーとして使用する「ScreenPadモード」が用意される。ScreenPadモードではAndroidスマートフォンを横向きにしたようなUIで簡単に操作ができる他、メインディスプレイと上下につながったセカンドディスプレイとしても使用できる。
主な仕様としてIntel Core i7-10510U、16GBメモリ、NVIDIA GeForce GTX 1650 Max-Q、NVMe対応1TB SSDを組み合わせ、OSにWindows 10 Home 64ビット版をインストール。Windows Helloに対応したIR(赤外線)カメラを搭載し、暗所でも顔認証が使用可能。ディスプレイは光沢のあるグレアで、sRGB100%に対応した15.6型ワイドTFT液晶ディスプレイを搭載する。カラーはロイヤルブルーで、サイズはW354×D220×H18.9mm。重さは約1.7kg。
「ASUS VivoBook 15 X512JA」は、第10世代Intel Coreシリーズの中でもグラフィック性能が優れたIce LakeベースのCPUを採用し、狭額縁の15.6型フルHDディスプレイを搭載したスリムノートPC。最上位構成ではIntel i7-1065G7を搭載し、内蔵グラフィックスながらIris Plus グラフィックスによる高いパフォーマンスを実現するという。
インタフェースにメモリカードリーダー、3.5mmステレオミニジャック、HDMI、USB3.0×1、USB 2.0×2を備える。バッテリー駆動時間は最上位モデルで約7.6時間。
VivoBook 15 X512JAでは構成とOfficeの有無で合計4モデルを用意。最上位構成となる「X512JA-EJ092TS」は主な仕様としてIntel Core i7-1065G7、16GBメモリ、NVMe対応 512GB SSDを組み合わせ、OSにWIndows 10 Pro 64ビット版をインストール。タッチパッド右上にWndows Hello対応の指紋認証デバイスを備える。ディスプレイは光沢があるグレアで、15.6型フルHDワイドTFTカラー液晶を搭載する。カラーはトランスペアレントシルバーで、サイズはW357.2×W230.4×H19.9mm。重さは約1.7kg。
下位モデルではCPUにIntel Core i5-1035G1やi3-1005G1を採用。Core i3搭載モデルではストレージに256GB SSDを搭載しており、OSはWindows 10 Home(Sモード)だ。