ダイハツ工業はこのほど、同社が2019年11月に発売したコンパクトSUV「ロッキー」が、国土交通省と独立行政法人日本自動車事故対策機構(NASVA)が実施する2019年度JNCAP衝突安全性能評価において、最高ランクとなる「ファイブスター賞」を受賞した、と公表した。
「ロッキー」は、同社の新世代のクルマづくり「DNGA(Daihatsu New Global Architecture)」第2弾となるコンパクトSUV。取り回しのよい5ナンバーサイズながら、広い室内空間や力強いデザインを実現するとともに、予防安全機能「スマートアシスト」を採用し、日常生活からレジャーまで幅広いシーンで使用できる商品として、多くのユーザーに愛用されているという。
JNCAP衝突安全性能評価は、日本における交通事故の発生状況と装備・機能による被害軽減効果から、評価項目ごとの被害軽減効果を点数化されるもので、2018年度からは「乗員保護性能」「歩行者保護性能」「シートベルト着用警報」の3つの項目において、100点満点で審査を実施。
今回、DNGAによる新しいプラットフォームを採用した「ロッキー」は85.7点を獲得し、最高評価となる「ファイブスター賞」を受賞した。同社生産車が「ファイブスター賞」を受賞するのは、2016年度の小型乗用車「ブーン」に続いて2度目となる。
同社は“Light you up"の考え方のもと、これからもユーザー一人ひとりに最適なモビリティを提供し、軽自動車と小型車の幅広いスモールカーラインナップで、利用者のニーズに応えていく、としている。