auじぶん銀行は5月28日、全国の新社会人(社会人1年目)と社会人3年目を対象とした「新社会人と社会人3年目のお金に関するアンケート」の結果を発表した。調査期間は2020年4月24~28日、有効回答は500人(各250人)。
初任給の使い道、1位「家賃」
新社会人に初任給を何に使う予定・使ったのか尋ねると、1位「家賃」(51.6%)、2位「貯金」(49.2%)、3位「食費」(46.0%)と、堅実な使い道が上位を占めた。
一方、新型コロナウイルスの影響がなければ使っていたと思うものを聞くと、1位「家賃」(17.2%)、2位「旅行」(13.6%)、3位「家族へのプレゼント/仕送り」・「趣味」(各13.2%)と、「家賃」以外は実際の使い道とは異なる項目が上位に入った。
新社会人・社会人3年目の貯金額を調べると、15.6%が「貯金はない」と回答。貯金額で最も多かったのは「10万円以上~50万円未満」(31.0%)だった。新社会人と社会人3年目で比較すると、100万円以上貯金がある人は、新社会人26.8%、社会人3年目45.6%。一方、「貯金はない」との回答は、新社会人19.2%、社会人3年目12.0%と、貯金額と比べて大きな差はなかった。
資産運用を行っている人は、3人に1人以上の33.8%。詳細を見ると、新社会人は36.8%、社会人3年目は30.8%と、社会人3年目より新社会人の方が割合は高かった。年収別では、年収400万円以上の人で資産運用を行っている人は58.0%、400万円未満の人では26.8%と、両者の間に倍以上の差がみられた。
若手社会人の恋人に対する金銭感覚を調べるため、恋人の誕生日プレゼントにおける予算を質問したところ、「1万円以上2万円未満」が28.5%と最も多く、新社会人と社会人3年目の間に顕著な差はなかった。