人材サービスを提供するパーソルグループのパーソルイノベーションは、同社が主催するIT人材向けイベントに参加した会員158人を対象に、オンライン配信型イベントについて調査を実施し、結果を発表した。
調査によると、オンライン配信時のイベント参加者数がオフライン開催時の約2.3倍に増加。また、参加者の半数以上が「オンライン配信型イベントの方がいい」と回答するなど、好意的な意見が多く寄せられた。同社は大きく参加者が増えたという結果を受けて、「開催地と離れた場所に住んでいる方でイベントに参加したくてもできなかった人が多かった」のではと推測する。
「会場に行く必要がない」「リラックスして話せた」「映像を残せる」などのポジティブな意見が聞かれた一方で、「懇親会ができない」「参加者の反応を直接見ることができない」といったネガティブな意見が聞かれることもあったという。
イベントがIT人材向けだったことを踏まえ、同社は「イベントの内容・性質によってオンライン配信型開催に向き・不向きがあり、運営方法についても工夫が必要」としている。