元女子プロレスラーでタレントの北斗晶が28日に放送されたTBSラジオ『伊集院光とらじおと』(毎週月曜~木曜 8:30~11:00)にゲスト出演し、ヒールレスラー時代について語った。
パーソナリティの伊集院光が「最後にね、ずっと楽しい話をしたくて今日お呼びしたんだけども、いろんなことが起こってて。その話を細かくじゃなくて、僕が興味あるところ1つ聴きたいんですけど」と切り出し、「お年頃の女の子時代、まだ右も左も分からないときに、悪役レスラーとして世間からすごい罵倒されたりする時代を、北斗さんはどうやって乗り切ってどう感じてたのか、教えてほしい」と質問した。
「私はもともと、入門したときにヒールレスラーになりたかったんです。でも目が垂れてるっていう理由ではじめはヒールレスラーにはなれなかった。でもある程度、年月を重ねて、ヒールになれた」と北斗。
ヒール転向後について、「いろんな文句もそうですし、当時はカミソリが送られてきたりとかね。歩いてるだけで文句言われたりとか、ひどいときはメキシコに行ったときは紙コップにおしっこ入れて、それを引っ掛けられたりとか」と回顧した。
そのうえで、「ただ、気持ちというか、それをやられている自分を誇りに思ってました。ヒールレスラーとして」と語った。
また、伊集院が「いろんな苦境に立ってて、今、自分には価値がないんじゃないかって思っちゃうことが、いろんな人にあると思うんですけど。ちょっとそこでなんとか思いとどまって、自分にはそういう価値があるんだっていうことが思えたらいいかな」と言うと、北斗は「嫌う人が100人、200人、300人…たくさんいたとしても、もしかしたらたった1人でも私のことを応援してくれてる人がいる。それを忘れずにいましたね」と述べていた。