4K液晶REGZA「M540X」に75V型モデル、約25万円で6月19日発売

東芝映像ソリューションは、4K液晶テレビのスタンダードシリーズ「REGZA Z740X」に75V型モデルを追加し、6月19日に発売する。店頭価格は約25万円(税別)を見込む。

75V型「75M540X」

4K液晶パネルと新4K衛星放送チューナーを2基搭載した75V型テレビで、4K液晶レグザの2020年モデルの最大サイズとなる。M540Xシリーズでは43V型から75V型まで5サイズをそろえ、ユーザーのライフスタイルに合わせて選べるようにした。

■M540Xシリーズのラインナップ

75V型「75M540X」：25万円前後 / 6月19日
65V型「65M540X」：17万円前後(発売済み)
55V型「55M540X」：13万円前後(発売済み)
50V型「50M540X」：11万円前後(発売済み)
43V型「43M540X」：9万円前後(発売済み)

75M540X

なお、4K有機EL REGZAの新シリーズ「X8400/X9400」も6月19日より順次発売予定。詳細は別記事で紹介している。

4K有機EL REGZA「X8400/X9400シリーズ」も6月19日より順次発売予定。詳細は別記事を参照

M540Xシリーズは映像エンジン「レグザエンジン Cloud」を搭載し、クラウド上に構築した映像情報を活用して高画質化を図る「クラウドAI高画質テクノロジー」を採用。詳細ジャンルやコンテンツごとの画質特性をクラウドから取得し、視聴中のコンテンツに適切なパラメーターを用いて高画質処理を行い、高精細でリアルな高画質を実現する。2020年6月からこの技術が利用可能になる予定で、詳細は2020年2月の液晶REGZA発表会の記事を参照のこと。

M540Xシリーズの「レグザエンジン Cloud」

レグザでもっともよく視聴されるコンテンツは地デジ番組であることから、地デジのノイズを抑えて高精細な4K映像に変換し、より高画質に視聴できる「地デジビューティX」を搭載。さまざまなネット動画を、配信サービスやコンテンツに合わせて高画質化する「ネット動画ビューティ」や、部屋の環境にあわせ、輝度や精細感などを最適な画質に自動調整する「おまかせAIピクチャー」も利用できる。

「レグザパワーオーディオシステム」を備え、大容量バスレフ型ボックスを採用し、サウンドを強化。自然な音像定位と豊かな音質、多彩な音響効果を実現する「レグザサウンドプロセスVIR」を採用し、VIRイコライザーなどを用いて聞き取りやすく迫力あるサウンドを実現する。