マネーフォワードは5月26日、「コロナ禍の個人の家計実態調査」の結果を発表した。調査は5月15日~18日、同社運営のサービス『マネーフォワードME』の利用者7,827名を対象にインターネットで行われた。

  • コロナ禍で最も不安に思うこと/支出の見直しのためにとった行動

    コロナ禍で最も不安に思うこと/支出の見直しのためにとった行動

調査によると、約半数が新型コロナウイルスの影響でお金に不安を感じており、うち6割が「収入の減少」を一番不安に感じているとのこと。

そこで、「不安を解消するために、支出の見直しをしましたか?」と質問したところ、53%が「見直しをした」と回答。具体的には、支出削減のために「食費を節約」(73%)や「日用品費を節約」(63%)するなど、生活に必要な変動費(日頃の支出)を節約する人が非常に多いことが明らかに。

一方、固定費である「携帯電話事業者の乗り換え・プランの見直し」(19%)や「保険の見直し」(11%)をする人は少なかった。

  • 10万円の特別定額給付金の使い道

    10万円の特別定額給付金の使い道

次に、10万円の特別定額給付金の使い道を聞いたところ、1位「生活費」(38%)、2位「預貯金」(25%)、3位「旅行や娯楽(新型コロナウイルス収束後)」(19%)という結果に。経済対策を目的として施行されたものの、多くの人が、生活費に充てたり、今後のために貯めておきたいと考えていることがわかった。