レノボ・ジャパンは5月27日、IdeaPadシリーズをゲーミング仕様に再構成したエントリー向けゲーミングノートPC「IdeaPad Gamin 350i」を発表した。5月29日からの発売を予定しており、価格は税別116,000円から。

  • エントリー向けゲーミングノートPC新モデル「IdeaPad Gamin 350i」

従来のIdeaPad Gaminシリーズは、通常モデルをベースとして、光学ドライブを外してGPU用ファンやヒートシンクを搭載したり、バッテリーを大容量化するなどしてゲーミング仕様を実現していた。対して今回のIdeaPad Gamin 350iは、内部が専用設計となった新筐体を採用。

これによって、厚みのあるファンを利用した専用設計の冷却システムを採用できるようになり、冷却性能が大幅に向上。また、メモリを2スロット構成としたり、内蔵SSDをデュアル搭載できるようにしたりといった強化も図っており、ゲーミングPCとしての魅力が大きく高められている。

  • IdeaPad Gamin 350iは専用設計の筐体で冷却システムを強化。却性能が大きく高められている

  • 従来モデルと比較して、様々な部分で進化を遂げている

ゲーミングマウス「M100 ゲーミングマウス」が標準で付属する点も、大きな特徴のひとつ。エントリーゲーマーが購入後すぐにゲームを楽しめるように同梱したとのこと。DPIは800~3,200とやや物足りないが、7ボタン構成や1,000万回の耐久性、2ゾーン7色LEDライティング機能など、エントリーゲーマーが利用するマウスとして必要十分の性能を備えている。

  • 「M100 ゲーミングマウス」が標準で付属するため、購入してすぐにゲームを楽しめる

ディスプレイは15.6型のフルHD IPS液晶で、120Hz駆動に対応。ゲーム画面を滑らかに表示できる。左右と上部の液晶ベゼルが狭額縁化されているため、コンパクトなボディとなっているのもうれしいところ。

CPUはCore i7-10750HまたはCore i5-10300H、ディスクリートGPUはGeForce GTX 1650TiまたはGeForce GTX 1650と、エントリー向けゲーミングノートPCとしてスペックも十分だ。

そして、同時に発表されたLegionブランドのゲーミングノートPC同様、マイクロソフトが提供する100本以上のゲームを定額料金でプレイできる「Xbox Game Pass for PC (Beta)」 を、1カ月間無料で使用できる権利もバンドルされる。

  • 15.6型のフルHD IPS液晶は120Hz駆動に対応し、滑らかなゲーム画像の表示が可能。狭額縁仕様なので、ボディサイズもコンパクト

  • エントリー向けゲーミングノートPCとしてスペックも充実

IdeaPad Gamin 350iの主な仕様

  • OS:Windows 10 Home 64bit
  • CPU:Intel Core i7-10750HまたはCore i5-10300H
  • メモリ容量:DDR4-2933 SDRAM 8GBまたは16GB
  • ストレージ:NVMe/PCIe SSD 256GB+HDD 1TB
  • 光学ドライブ:なし
  • ビデオチップ:GeForce GTX 1650TiまたはGeForce GTX 1650
  • ディスプレイ:LED バックライト付 15.6型 FHD IPS液晶(1,920×1,080ドット、120Hz駆動)
  • インタフェース:HDMI×1、マイクロフォン・ヘッドフォンコンボジャック、イーサネット、USB 3.1 Gen1 Type-C×1、USB 3.0×2
  • ワイヤレス:IEEE 802.11a/b/g/n/ac/ax
  • Bluetooth:あり(Bluetooth 5.0)
  • イーサネット:1000BASE-TX / 1000BASE-T
  • オーディオ:デジタルアレイマイクロフォン/ステレオスピーカー、Dolby Audio対応
  • 内蔵カメラ:HD 720pカメラ プライバシーシャッター付
  • 本体サイズ:約W359×D249.6×H24.9mm
  • 本体重量(バッテリーを含む):約2.2kg
  • バッテリー:3セル リチウムイオンポリマーバッテリー(固定内蔵式)
  • バッテリー駆動時間:最大約8.8時間(JEITA2.0)
  • 本体カラー:オニキスブラック