暑い季節が近づいてきた。パーっと飲みに行きたいところだが、まだまだ本格的に外出して飲み歩いたりはできない状況だ。そこで、「キリン 本搾り チューハイ」シリーズと手作りおつまみで自宅にいながら居酒屋気分を味わってみた。
果汁のみずみずしさが詰まった缶チューハイ
「キリン 本搾り チューハイ」シリーズは、果汁とお酒だけの“素材ありのままの味わい”が楽しめる本格チューハイ。果実本来のみずみずしいおいしさ、本物の味わいを追求すべく果実の果皮の香りも逃さない独自製法で作られており、余分な甘さがなくフレッシュな果実の風味とスッキリした味わいが特徴的。本格的にお酒を飲みたい大人向けのチューハイとして愛されている人気商品だ。
2003年の発売以来、香料・酸味料・糖類無添加にこだわっており、個々に味が違う果汁を組み合わせ香りや味のピークを調整することで、素材を堪能できる缶チューハイを実現しているという。筆者も近所のコンビニでついつい手に取って家についたとたんグビッとやっている。パッケージのデザインにも、果実の爽快感にそそられるしずる感があり、喉を潤したいときに飲みたくなるチューハイだ。
「キリン 本搾り」に"ライム"が新登場
そんな「キリン 本搾り チューハイ」シリーズから、「キリン 本搾り チューハイ ライム」(350ml缶 / 500ml缶)が5月19日より全国で発売された。
「ライム」は、もともと期間限定で発売されていたフレーバーで、キリンの調査によると、「本搾り」で飲みたいフレーバー第1位、さらに「食事と一緒に楽しみたいRTDフレーバー」でレモン、グレープフルーツに次ぐ第3位にランクインしているのだとか。その人気フレーバーが、ついに通年商品として発売されたのだ。そんなに人気があったのならとっくに通年商品になっていそうだが、そこは味にこだわりを持つ人気シリーズ。ライムは、リアルな果実の清々しい香りをキープするのが非常にむずかしいそうで、納得する味ができるまでは商品を出さないと決めていたという。それもあって、ライムもうまくいった年に期間限定でしか発売されていなかった。今回、キリンの開発チームの努力によってついに通年商品として発売することができたのだとか。なるほど、そんなにも深いこだわりがあったとは。
濃い目の料理との相性も抜群!
冷蔵庫でよく冷やして飲んでみると、想像以上にキレが抜群で、スッキリした飲み口だ。選び抜いた果汁を使用したというライムの風味は、ごく自然な感じで、生のライムをキュッと絞ったようなフレッシュさがある。意外にも酸っぱさはさほど感じることがないし、じつに飲みやすくて美味しい。ということで、いくつかおつまみを用意して一緒に楽しんでみた。
まずはボロネーゼソースをかけたペンネから。おおっこれは間違いない。スッキリした飲み口が濃厚なボロネーゼをさっぱりと食べさせてくれるから、相乗効果でどんどん食が進む。酒のつまみというよりは普通にランチにチューハイを飲んでいる感じになってしまったが、とにかく美味い。
続いて卵とコンビーフ炒めを食べながら飲んでみたら、粗挽き胡椒を加えたコンビーフとライムの爽やかな飲み心地がバッチリ合う! 味に個性のある牡蠣の缶詰も、磯の風味がライムで引き立っている。オイリーさも喉から流してくれる感じで、牡蠣をチビチビつまみながら飲むと最高。さらに、和食とはどうだろう? と思い、手作りした新潟の郷土料理「のっぺ」をあてにしてみたが、やはり合う。煮物だけにベストパートナーは日本酒なのは間違いないが、ライムにはしつこい甘さがないから、割とどんな食事にも合わせやすいのがわかる。
その他の通年商品「キリン 本搾り チューハイ グレープフルーツ」「キリン 本搾り チューハイ レモン」「キリン 本搾り チューハイ オレンジ」「キリン 本搾り チューハイ ピンクグレープフルーツ」も、パッケージがリニューアルされて、より果実のみずみずしい味わいをアピールしている。この中では、特に「ピンクグレープフルーツ」が、果汁とグレープフルーツ独特の苦みがほんのり感じられて美味しかった。
まだまだ油断できない期間が続きそうなご時世だけに、手軽におうちで楽しめるチューハイは庶民の味方。この機会に「キリン本搾りチューハイ」シリーズで、色んな料理との相性を試してみてはいかがだろうか。