京王電鉄は26日、緊急事態宣言の発令後の状況を踏まえ、「京王ライナー」の平日の運行時間帯・本数を変更すると発表した。6月1日以降、平日朝の「京王ライナー」が増発され、平日夜間の「京王ライナー」は減便となる。

  • 「京王ライナー」は6月1日から平日朝の列車を増発

「京王ライナー」は朝の時間帯に京王八王子駅・橋本駅から新宿駅へ、夕夜間に新宿駅から京王八王子駅・橋本駅へ運転される座席指定列車。新型コロナウイルス感染症の感染拡大に伴う緊急事態宣言と外出自粛要請を踏まえ、ゴールデンウィーク以降は土日祝日の列車が運休となっており、今後も土日祝日は当面運休するという。

一方、平日朝の「京王ライナー」は増発され、現行の京王八王子発新宿行3本・橋本発新宿行4本から、6月1日以降は京王八王子発新宿行5本(2本増発)・橋本発新宿行5本(1本増発)の運行に。増発列車の「京王ライナー90号」は京王八王子駅5時47分発・新宿駅6時28分着、「京王ライナー92号」は京王八王子駅8時56分発・新宿駅9時40分着、「京王ライナー94号」は橋本駅9時22分発・新宿駅10時4分着となる。

平日夜間の「京王ライナー」は現在、新宿発京王八王子行7本・新宿発橋本行7本を運行しているが、6月1日から新宿駅0時0分発・京王八王子行0時37分着の「京王ライナー13号」、新宿駅0時20分発・橋本駅0時51分着の「京王ライナー43号」が運休に。京王八王子行・橋本行ともに深夜の列車が1本ずつ減便となる。

なお、「京王ライナー」の運行時間帯・本数の変更にともない、一部列車の行先・時刻も変更されるという。今後も新型コロナウイルス感染症の感染拡大防止の取組み状況など判断した上で、運行計画について別途案内するとしている。