三菱電機インフォメーションシステムズ(以下、MDIS)は5月26日、RPAとAIチャットボットが連携した業務効率化ソリューションを促進するため、コンシェルジュと協業すると発表した。
RPA はシステムの登録業務等の定型業務の効率化を可能とする一方で、動作させるために必要なデータ入力部分を手作業で行わなければならない課題があった。 また、テレワーク形態などの企業が増える中で、BCPの観点からも、人手をかけずに業務遂行していくことを可能にするシステムのニーズが一層高まっている。
そこで、MDIS が開発したRPAを活用する業務効率化ソリューション「RPAgent(アールピーエージェント)」の核となるAIチャットボットにコンシェルジュのAIチャットボット対話エンジン「kuzen」を採用し、データ入力プロセスの自動化を実現する。
RPAgentは、対象となる業務システムとkuzenをRPAで連携するので、既存業務システムを変更することなく導入することできる。また、スマートフォンやタブレット等の携帯端末からでも利用可能で、企業の外勤社員や在宅勤務に向けて、効率的な働き方ができる環境が提供できるという。
現在、残業申請や在宅申請、休日出勤申請などをはじめとした、12種類の申請に対応可能であり、今後、「対顧客対応業務での適用」や「各種業務パッケージ・音声入力サービスとの連携」といった機能を追加する予定だ。