きょう26日に放送されるカンテレ・フジテレビ系ドキュメンタリー番組『セブンルール』(毎週火曜23:00~)では、漫画家・鳥飼茜氏に密着する。

  • 浅野いにお氏(左)と鳥飼茜氏=カンテレ提供

さまざまな分野でキャリアを輝かせている女性たちに密着し、彼女たちが決めている7つのルールを掘り下げていく同番組。今回の主人公は、ビッグコミックスピリッツで連載中の漫画『サターンリターン』の作者である鳥飼氏だ。

「30歳になるまでに死ぬ」と断言していた友人が、本当に自ら命を絶ってしまったことを知った主人公の小説家が、その死の真相を追うという物語。リアルな作画と心理描写で人の暗部を掘り下げ、読者から高い支持を得ている。

大阪で生まれ育った鳥飼氏は、高校卒業後、京都の芸術大学に進学。その後、小さい頃の夢だったという漫画家になることを決意した。初めての連載が決まったのはデビューから6年後。「実際にいそうな人しか描きたくない」と、ひたすらにリアルな世界を描がき続けてきた。

多くのアシスタントと共に仕事を進める鳥飼氏に密着すると、彼女のアシスタントへの指示が大まかであることが目に付く。あえて「ざっくり」とした指示をする理由とは。

週末は、10年ほど前に離婚した元夫との間に生まれた息子と過ごす。そんな彼女には、もう1人の家族がいる。『ソラニン』『おやすみプンプン』などを描く人気漫画家の浅野いにお氏だ。浅野氏とは2年前に結婚したが、彼は、自宅近くの作業部屋を中心に生活をしていて、毎日顔を合わせることはない。彼が自宅に帰るのは週に2~3回。こうした生活を続ける彼女の思いとは。

自分自身の経験を作品に落とし込み、よりリアルな物語を生み出す鳥飼氏だが、「現実逃避の漫画はいっぱいある。それは私じゃないやつを読めばいいから」と語る…。

レギュラー放送回に戻ったスタジオは、先月、第一子が誕生した青木崇高の歓迎ムードでスタート。「寝不足です」と話しながらも、子育てを楽しんでいる様子の青木は、我が子を泣き止ませるために、ネットで話題となった「あの曲」を流したという。

また、人と住めない人間だったという若林正恭が、結婚した今は「1人だと持て余してしまう」という、独身の頃のイメージからほど遠い発言をし、スジタオメンバーは驚きの様子だ。