プラネットは5月25日、「在宅生活に関する意識調査」の結果を発表した。調査は5月1日~7日、男女3,804名(男性2,252名、女性1,552名)を対象にインターネットで行われた。

  • 在宅機会が増えた影響により、生活はどのように変化したか。

    在宅機会が増えた影響により、生活はどのように変化したか。

調査によると、新型コロナウイルス感染対策のために在宅する機会が「増えた」という人は95.1%。どのような生活の変化が見られたのかを尋ねたところ、「テレビの視聴」(48.4%)、「オンライン動画(娯楽系)の視聴」(35.2%)、「料理をする」(30.8%)、「オンラインショッピングの利用」(28.7%)が上位に。

性年代別にみると、オンライン系の項目は年代が低いほど高い傾向が見られ、特に20代女性の約3人に1人が「オンライン・コミュニケーション(飲み会、テレビ通話など)」(32.8%)の時間が増えたと回答。話題になったオンライン飲み会を行った人は、若年層の女性に多いことがわかった。

  • 長い在宅生活で新たに購入したグッズや備品

    長い在宅生活で新たに購入したグッズや備品

次に、長い在宅生活で新たに購入したグッズや備品があるか教えてもらったところ、3人に1人程度が何かしら「購入した」ことが明らかに。買ったもののカテゴリとしては、1位「単行本・文庫本」、2位「料理・キッチングッズ」、3位「映画(DVD・ブルーレイ・動画配信サービスなど)」となった。

この結果を男女別に見ると、男性の2位は「PC・モニタ・周辺機器」、女性の1位は「料理・キッチングッズ」となっており、また、最も男女差が大きかったのは「手芸用品」だった。

  • 外出自粛解除後の働き方の選択肢として希望するもの

    外出自粛解除後の働き方の選択肢として希望するもの

次に、外出自粛解除後の働き方の選択肢として希望するものを聞いてみたところ、「(都合に応じて)随時、在宅勤務で働きたい」(38.9%)と「基本的に、出社して働きたい」(38.7%)という人が多く、次いで「出社・退社時間を自由にしたい」(29.1%)が続いた。

男女別では、「随時、在宅勤務で働きたい」と考えている女性が34.2%であるのに対し、男性はそれを上回る40.9%という結果に。また、「基本的に、出社して働きたい」という男性は36.8%であるのに対し、女性は43.2%と男性よりも高く、男性に比べて女性の方が、在宅勤務よりも出社を希望する人の割合が高いという意外な結果となった。