女優の竹内愛紗が主演するフジテレビの動画配信サービス・FODのドラマ『シックスティーン症候群』(6月19日スタート、毎週金曜0時更新)の主題歌に、ロックバンド・赤い公園の「ジャンキー」が決まった。
この楽曲は、4月15日に発売され、石野理子をボーカルに迎えて新体制として初となったフルアルバム『THE PARK』に収録。赤い公園は「行き止まりに当たっても、足が止まらないような。この曲を作った時も、今も、私たちはバンド症候群なんだと思います。画面の向こうで確かに存在している、この物語の美しさと共鳴できたような気がしています。それぞれの心にそれぞれの役割で棲みついてくれますように。いぇーい」とコメントしている。
また、劇伴はRAM RIDERが担当し、17曲が新しく書き下ろされた。「本作は、純粋なティーンの恋愛模様を描きつつ、性のあり方を超えた人間関係を描くミステリードラマとしても楽しめる不思議な作品です。できるだけストーリーにブレーキをかけないような音楽作りを心がけました。僕としてもはじめての連続ドラマの劇伴ということでオンエアがとても楽しみです。4人の物語を配信日にリアルタイムで見守りたいと思います」と話した。
エンディング曲は同氏の「おやすみ。」となっている。
このドラマは、ティーンから絶大なる支持を受ける小夏氏の同名漫画が原作。スポーツ万能で優しく、女子のファンも多い息吹(竹内)は、過去のとある事件をきっかけに、見た目も女の子らしく学校で“姫”と呼ばれている幼なじみのめい(武田玲奈)を自分が守ると決め、常にめいと行動を共にしている。そんな2人の前に浅田(板垣瑞生)というチャラ男が現れて…というストーリーが繰り広げられる。
今回、予告動画を公開。ドラマの根幹でもある16歳という精神的にも身体的にも大人にはなりきれていない、アンバランスな世代の姿を描き、劣等感、葛藤、恋心、友情など16歳の高校生の4人の登場人物それぞれの感情や想いを60秒にまとめている。