レノボ・ジャパンは5月26日、ヒンジ部分が360度回転するコンバーチブルタイプの14型2in1 PC「ThinkPad X1 Yoga Gen 5」を国内発表した。5月29日に発売し、直販価格は税別265,000円から。
「ThinkPad X1 Yoga Gen 5」は、アルミ削り出し筐体を採用した14型2in1 PC。360度回転ヒンジを備え、ディスプレイを後方に倒すことでタブレット形状でも使用できる。製品名にもあるように、ThinkPad X1 Yogaシリーズとして第5世代目にあたる新モデルで、CES 2020にあわせ、米国で1月3日(現地時間)に発表されていた。
プロセッサは第10世代Intel Core i5 / i7を、ディスプレイは4K(3,840×2,160ドット)からフルHD(1,920×1,080ドット)までを選択可能。ディスプレイは10点タッチ対応で、本体に収納できるアクティブペン「ThinkPad Pen Pro」を同梱する。ディスプレイ縁部には360度集音マイクを4基備えるほか、Dolby Atmos準拠のスピーカーにより、オンライン会議にも適するという。
レノボはこのThinkPad X1 Yoga Gen 5を含む16モデルを、ThinkPadシリーズ最新モデルとして25日に発表。全モデル共通で、Wi-Fi 6や、オンライン会議の通話の受信・終了をワンタッチで行えるファンクションキー、ディスプレイ接続可能なUSB Type-Cの搭載などが特徴としている。通信はLTE搭載オプションも用意する。
CPUはIntel Core i7–10610U / i7–10510U / i5–10310U / i5–10210Uから選択可能。また、ディスプレイは14.0型 UHD HDR DOLBY Vision IPS液晶(3,840×2,160ドット)、14.0型 WQHD IPS液晶(2,560×1,440ドット)、14.0型 FHD IPS省電力液晶(1,920×1,080ドット)、14.0型 FHD IPS液晶(1,920×1,080ドット)から選択できる。
CPUとディスプレイを除く主な仕様は共通で、メモリが最大16GB、ストレージが最大2TB SSD、OSが最大Windows 10 Pro。本体サイズはW323×D218×H15.5mm、重さは1.36kgから。バッテリー駆動時間は最大19.3時間(JEITA 2.0)。
通信機能は、Wi-Fi 6(IEEE 802.11ax)、Bluetooth 5.0、およびオプションでLTEモジュール。インタフェース類は、USB 3.1 Gen1 Type-A×2、USB 3.1 Gen2 Type-C(Thunderbolt 3)×2、HDMI出力、ヘッドホン出力・マイク入力コンボ端子、物理シャッター付きWebカメラなど。