ソフトバンクのグループ会社であるMagicalMoveは、AI(人工知能)を活用した宅配サービス「Scatch!」において、イオンリテールが運営するネットスーパー「イオンネットスーパー」の生鮮品を含む宅配を、2020年5月25日から東京都内の一部エリアで正式に開始した。

「Scatch!」は、AIを活用した効率的な配送により、1時間または2時間単位で時間指定が可能な宅配サービス。また、「イオンネットスーパー」は、スーパーマーケット「イオン」や「イオンスタイル」で販売される商品をインターネットで購入して、自宅で受け取ることができるサービスだ。

「イオンネットスーパー」では、近隣に「イオン」や「イオンスタイル」の店舗がない東京都内の一部エリアにおいて、これまで常温品の宅配のみに対応していたが、「Scatch!」の導入により、対象地域に住んでいるユーザーが「イオンネットスーパー」で生鮮品を購入できるようになる。

なお、「イオンネットスーパー」のウェブサイトでの注文後、配送が始まると、ユーザーは「Scatch!」のマイページで配送車両の位置情報をリアルタイムに確認することが可能。また、「Scatch!」のスマートフォン(スマホ)アプリで、AIが予測した到着までの残り時間を確認することもできるという。