お笑いタレントの明石家さんまが、23日に放送されたフジテレビ系バラエティ番組『さんまのお笑い向上委員会』(毎週土曜23:10~)で、「医療の仕事しといたらよかった」「医者やったら人を助けられたのに」と話した。
今回、ソーシャルディスタンスなど新型コロナウイルス対策を行った上で収録。さんまは「三密(密閉、密集、密接)って俺が一番得意なやつ。ホームグランドや。その三密を奪われている俺」と嘆いた。
また、「お医者さんは目の前に、菌を持っている人をみるわけやからな。本当にご苦労さんって頭を下げたい」と医療従事者をねぎらい、「医療の仕事しといたらよかったと思って」とポツリ。共演者が驚くと、「冗談ちゃう! こういうときに、医者やったら人を助けられたのにって。お笑い芸人なんか全部仕事なくなって、こんなときにいらん商売かと思って、ものすごい後悔して…」と話した。
さんまが「おそらく6月も劇場はあかんやろ」と劇場再開はまだ先になると予想すると、今田耕司は「席(の間隔)をあけてでもやってもらいたい」とコメント。出演者側も近寄ってはいけないということで、中川家がアクリル板を挟んで漫才をしてみると、さんまは「こうする手はあるよな」と言い、ネプチューンの堀内健は「前から見ると何も見えない」と話した。
そして、今田が「何かアイデア生まれるんちゃうか」と期待すると、さんまは「何かこの形の中で苦しんでいたら生まれるのは確かやけどな。前の楽しさとは違う楽しさになるから、そのへんをどう楽しむかやけど」と語った。