JR東日本はこのほと、ジェイアール東日本都市開発が事業主体として建設していた山手線沿線の大規模高級マンション「びゅうリエットグラン新宿戸山」が5月下旬に完成すると発表した。
「びゅうリエットグラン新宿戸山」は、JR東日本の社宅跡地を活用した地上12階建て、全219戸の高級マンション。山手線新大久保駅から徒歩6分、高田馬場駅から徒歩10分の立地で、新宿駅や東京駅まで電車1本で行くことができる。
大規模物件ならではの優位性を生かし、単身者やこどものいない共働き夫婦など多様な入居ニーズに応じた全11タイプの住戸プランをそろえた。すべての住戸に無料Wi-Fiを標準装備し、快適なインターネット環境を提供。各階にホテルのような中廊下を採用し、外部からの視線をさえぎることで防犯性を高めた。
玄関には、「Suica」などの交通系ICカードを利用した「ICカード入退室管理システム」をJR東日本グループの賃貸住宅として初めて採用。普段使っている交通系ICカードでオートロックを開錠するしくみとなっている。
仕事や勉強などに使える共用のワークラウンジも設置。複合機やWi‐Fiを完備し、コクヨによる空間コーディネートで機能的な空間に仕上げた。
災害発生時に居住者をサポートするための防災備品も用意している。水道やガス・電気などのライフラインが停止した際に使用できるマンホールトイレやトイレセット、非常食や備蓄水、携帯やスマートフォンの充電も可能な非常用発電池・発電機などをそろえ、災害に備えるという。