阪神電気鉄道は22日、武庫川線の車両置換え時期を変更すると発表した。当初は5月末の置換えを予定していたが、6月以降に変更となる。

  • 武庫川線を走る「赤胴車」。5月末に運行を終える予定だったが、車両置換え時期が延期に

武庫川~武庫川団地前間を結ぶ武庫川線では、これまで阪神電車の象徴的なツートンカラーをまとった「赤胴車」と呼ばれる車両(7861形、7890形など)が活躍してきた。

今後、普通用車両5500系を改造し、外装・内装に新デザインを採用した車両を武庫川線に投入する予定。これにともない、4編成が残る「赤胴車」は5月末に運行終了する予定だったが、車両置換え時期を6月以降に延期することになった。

同社は現在、新型コロナウイルス感染症の予防と感染拡大防止の取組みを進めており、利用者に向けても混雑する車両を避けた分散乗車などへの協力を呼びかけている。