NEXERは5月22日、「国内大手ビールメーカー4社のノンアルコールビール」に関する調査を発表した。調査は5月13~20日、全国の男女1,811人を対象にインターネットで行われた。
調査結果は以下の通り。まず「ノンアルコールビールを飲んだことがある人の数」を見ると、「飲んだことがない」(56.2%)、「オールフリー(サントリー)」(30.1%)、「ドライゼロ(アサヒ)」(26.6%)、「零ICHI(キリン)」(11.0%)、「プレミアムアルコールフリー (サッポロ)」(6.8%)だった。
そして、ノンアルコールビールを飲んだことがある124人に対して「総合満足度を10点満点で評価した平均点」では、「ドライゼロ」(6.911点)、「プレミアムアルコールフリー」(6.685点)、「零ICHI」(6.661点)、「オールフリー」(6.460点)となっている。
また、各ノンアルコールビールへの評価理由として、以下コメントが寄せられている。
ドライゼロについて、「お酒はあまり得意な方ではないがその中でドライビールは割合に好きな方で、ドライゼロもビールと変わりがないと思えるほどの飲み心地だった」(50代女性)、「ビールに近い満足感がある」(50代女性)、「味はおいしい、香りは、どうしても生ビールみたいにはならない」(40代男性)となった。
そして、プレミアムアルコールフリーについては、「値段の割には本物のビールに近いです。とにかく味がいい」(50代男性)、「コストパフォーマンスがいいと思った」(50代男性)、「総合的に高い評価だが、爽快感がもう少し欲しい」(30代女性)だった。
続けて、零ICHIについては、「ノンアルコールビールで一番搾りのような味を再現できている」(40代男性)、「ビールに負けないキレがある」(70代男性)、「味は良いが特保のようなヘルシーさはない」(50代男性)という声があった。
さらに、オールフリーに関しては、「ノンアルコールはこれをいつも飲んでいる。適度な酸味がおいしい」(30代男性)、「本物のビールと並べてコップに入った形で飲んだら、間違えてしまうくらい本物に近いテイスト」(70代男性)、「クリーミーな泡とほろ苦い味わいが良い」(60代女性)、「少し物足りない感じと、飲んだ後に喉が結構乾くので。飲みやすさはある」(30代女性)などだった。