ガーミンジャパンとJR東日本は5月21日、ガーミンのスマートウォッチなどのウェアラブルデバイスでSuicaを利用できるサービスを開始した。年会費は無料(デポジット不要)。対応デバイスはfenix 6シリーズやApproach S62シリーズ、vivoactive 4など。
4月15日に発表され、当初「5月下旬以降に提供開始」と案内していたが、正式にサービスを開始した。
Androidスマートフォン、またはiPhoneとガーミンの対象デバイスをペアリングし、Garmin Connect Mobileアプリで操作することで、デバイス上にSuicaを発行。鉄道・バスなどの公共交通や、コンビニエンスストアなどでの買い物の支払いなどで利用できる。残額表示や前日分までの履歴表示、店頭での現金チャージも可能だ。新規発行時は同時に最低1,000円のチャージが必要となる。
Googleアカウントに登録されているクレジットカードからのGoogle Payによる入金(チャージ)にも対応。さらにJRE POINTのWebサイトへ登録すると、JRE POINTを貯めることもできる。
新幹線eチケットサービスやスマートEX、「タッチでGo!新幹線」にも対応する。定期券やSuicaグリーン券の購入はできない。チャージについては、銀行チャージやJRE POINTでのチャージはできない。
5月21日時点での対象デバイスは以下の通りで、各デバイスでソフトウェア更新が必要となる。詳細は特設サイトを参照のこと。
- Approach S62 シリーズ
- fenix 6X シリーズ
- fenix 6X Pro Dual Power シリーズ
- fenix 6S シリーズ
- fenix 6 シリーズ
- Legacy シリーズ
- Venu シリーズ
- vivoactive 4/4S シリーズ
- vivomove 3/3S シリーズ
- vivomove Style/Luxe シリーズ
ガーミンはSuica対応を記念し、Instagramキャンペーンを実施、Suicaが表示された時計画面やアプリ画像をハッシュタグ「#garminpaysuica」をつけてInstagramに投稿したユーザーの中から抽選で3人に、ガーミン初のソーラー充電対応モデル「fenix 6X Pro Dual Power Ti Black DLC」をプレゼントする。期間は6月21日まで。詳細はガーミンジャパンのInstagramアカウントを参照のこと。