学情は5月20日、【20代ヤングキャリアの転職意識】に関する調査結果を発表した。調査は3月3日~23日、20代専門転職サイト「Re就活」を利用する26~29歳(ヤングキャリア)の男女250名を対象にインターネットで行われた。
はじめに、転職の理由を教えてもらったところ、「給与・年収をアップさせたい」(43.3%)や「よりやりがい・達成感のある仕事をしたい」(33.3%)と回答した人が多く、20代後半の転職希望者は「キャリアップ」のために転職を希望していることが伺えた。
また、2019年11月の前回調査と比べて変化が大きかった項目は、「業界の先行きに不安があった」で、前回の3.9%から約3倍上昇し、11.6%となった。
転職希望時期については、「できるだけ早く」や「3カ月以内」という人が51.9%を占め、直近で入社を希望する転職希望者が多いことが明らかに。一方、「いい企業があれば」(29.5%)という人も多く、前回調査と比べて8.8ポイント増加した。
また、希望する面接の時間帯を聞くと、「平日の19:00以降」(43.4%)が最も多く、次いで「土日祝の12:00~17:00」と就業時間後や休日での面接を希望する転職希望者が多数を占めているものの、「平日の12:00~17:00」(34.9%)を希望する転職希望者も多く見受けられ、新型コロナウイルスの感染拡大により、テレワークが推奨されていることを受け、平日の日中に面接を希望する層が一定層いることが伺える結果となった。