オリエンタルラジオ・藤森慎吾が、テレビ東京のドラマパラビ枠Paraviオリジナルドラマ『ネット興亡記』(5月27日スタート毎週水曜24:58〜全5回)に主演することが21日、明らかになった。
同作は、1990年代に日本での本格的なインターネットの普及と共に次々と現れたIT起業家たちの物語を描いた日経電子版「ネット興亡記」のドラマ化作。連載企画の担当記者役として、藤森がドラマ初主演を果たす。現在、Paraviで独占配信中の同作が地上波で放送されることになる。
インタビューで実際の起業家たちも出演し、第1話「ネットバブルの攻防」には藤田晋(サイバーエージェント 社⻑)・宇野康秀(USEN-NEXTHOLDINGS 社⻑)、第2話「インターネットの夜明け」には鈴木幸一(IIJ 会⻑)、第3話「メルカリの野望」には山田進太郎(メルカリ社⻑)、第4話「逆襲のLINE」には出澤剛(LINE 社⻑)・舛田淳(LINE CSMO)が登場する。第5話は「孫正義とYahoo!」をテーマにする。
藤森慎吾 コメント
・このドラマのオファーが来た時の感想は?
主演です! というマネージャーの言葉からすぐさまドッキリ企画の何かだ、と思いました。現実にあって良かったです。ありがたい。本当に。。
・役作りについて
日経新聞の記者さんって聞いてお堅い感じなのだろうな〜、と思っていましたが、実際にご本人にお会いした時とても柔和で笑顔が素敵な方だったので、あまりカッチリしなくてもいいのかなぁ〜と思いました。でも、取材に関しては誰にも負けない情熱を持っている。そんな男を演じてみようと思いました。
・視聴者のみなさまへ見どころを教えてください
スマホ、インターネット、当たり前にそれは存在しているけれど、それがどうやって日本に持ち込まれ、普及していったかはほとんどの人が知らない。決して当たり前ではなかった当時の男たちの壮絶な戦いを刮目せよ!
原作:杉本貴司記者 コメント
インターネット産業の創世記を彩る起業家たちの物語。そこには知られざる苦難や葛藤がありました。彼らはそれをどう乗り越えてきたのか。経営者は孤独ですが、彼らには必ず志をともにする仲間や先達がいました。あたかも幕末の志士たちが志をたたかわせて、新しい時代を目指したように。日経電子版「ネット興亡記」ではそんな物語を描いてきました。そして、主人公の杉山記者を演じる藤森慎吾さん。撮影現場ではバラエティー番組などで僕たちがよく知る「チャラ男」とはひと味違う藤森さんがいました。乞うご期待です!
チーフプロデューサー:鈴木宏昭 コメント
「ネット興亡記」の魅力は、インターネット創世記に新しいビジネスに挑戦した起業家たちの物語を、人を視点に生き生きと描いていることです。思わず「へえ、知らなかった」というエピソードが散りばめられ、私たちが使っているヤフーやLINE、メルカリなどが登場した裏側に、開発にかけた熱い思いや起業家たちの意外な交流が存在していたことを知ることができます。今回のドラマ化では、起業家本人の証言も交えながら、記事とは違う新しい「ネット興亡記」をお届けします。
(C)「ネット興亡記」製作委員会