音楽のボリュームは、楽曲/アルバムごとに差があります。録音時のボリューム(録音レベル)が異なることが理由のひとつですが、再生時にボリューム調整することで聴く人にとって最適の音量になります。

音楽のボリューム調整をiPhoneで行う場合、本体側面に配置された2つのボタンを押すか、コントロールセンターのスライダーをドラッグします。しかし、側面のボタンは6~7%刻みでしか調整できないため、"ちょうどいい"音量に落ち着くことはなかなか困難です。コントロールセンターのスライダーにしても、調整した位置が最大音量の何%なのか、客観的な数値では把握できません。

音楽のボリュームを数値で把握したい場合は、Siriに頼むことが近道です。現在のボリュームが最大時の何%か知りたい場合は、「現在のボリューム(音量)は」とSiriに訊ねればOKです。そうすれば、「現在の音量は30%です」などと答えてくれます。

ボリュームをパーセンテージで指定したい場合は、「ボリュームを○%上げて(下げて)」といった要領でSiriに命令します。すると、「メディアの音量を上げます(下げます)」と反応したうえでボリュームを上下してくれます。「ボリューム○○%」のように、絶対値を指定してもかまいません。なお、1%より細かい単位でボリューム調整を命令しても、実際に上下されるのは1%単位となります。

「ボリュームを上げて(下げて)」などと数値を省略して命令すると、10%の幅でボリュームが上下します。「ボリュームを少し上げて(下げて)」のように「少し」という言葉をくわえると、上下の幅は5%に変更されます。「音を消して」はミュート(ボリューム0%)、ミュートの状態で「音を出して」はボリューム20%前後(ミュート直前の音量により変化します)になることもあわせて覚えておきましょう。

操作手順をカンタン解説

  • iPad iPhone Hacks

    1 側面のボリュームボタンやコントロールパネルのスライダーでは、音量を微調整したり客観的な数値で制御したりすることは困難です

  • iPad iPhone Hacks

    2 Siriに命令すれば、音量を1%単位で調整できます。「ボリュームを○○%」のように絶対値も指定できます

  • iPad iPhone Hacks

    3 「ボリュームを上げて(下げて)」は±10%、「少し」をくわえれば±5%でボリューム調整できます