大相撲夏場所が新型コロナウイルスの影響で中止になったことを受け、NHKは過去に制作したドキュメンタリーや名勝負を特集する番組『大相撲特別場所~テレビ桟敷へようこそ~』(NHK総合)を、24日から3週連続で放送する(以下放送内容はすべて予定)。
特番は初日、八日目、千秋楽の日程に合わせて放送され、第1週「歴史彩る横綱全盛期」(24日15:05~17:15)では、「燃える九重名コンビ ~大相撲この1年~」(昭和62年放送)で九重親方(横綱・北の富士)、横綱・千代の富士、横綱・北勝海の黄金時代がよみがえり、「激闘 新たな夢へ ~大相撲この1年~」(平成16年放送)で横綱・朝青龍、綱とりに挑む魁皇、新入幕の稀勢の里と白鵬の初々しい姿も。
第2週「しのぎを削ったライバルたち」(31日16:10~17:20)では、「名勝負 栃錦・若乃花 」(昭和63年放送)、「柔と剛~柏鵬の時代(大鵬・柏戸)~」(平成4年放送)、「綱とり三つ巴の戦い ~北の富士・玉の海・琴櫻~」(平成4年放送)の3番組を再構成し、昭和20年代後半からの3つのライバル史を振り返る。
そして、第3週「再開待つ本場所へ」(6月7日16:10~18:00)では、「目撃!にっぽん おそれず“前”へ ~炎鵬 ともに戦う日々~」(令和元年放送)で土俵を沸かせる“令和の牛若丸”炎鵬の知られざる物語が明らかに。「スポーツ大陸 激突 朝青龍と白鵬」(平成20年放送)で、横綱在位6年目の朝青龍とわずか5場所目の若き横綱・白鵬が火花を散らす。
なお、各回には現役力士がリモート出演し、第1週(24日)に朝乃山、第2週(31日)に照ノ富士、第3週(6月7日)に白鵬、炎鵬が登場。本場所再開への思いなどを語る。