富士通クライアントコンピューティングは5月20日、AMDプロセッサを採用したFMVシリーズの15.6型ノートPC「LIFEBOOK AH」シリーズ2機種を発表した。ミッドレンジ~エントリー向けとなる「AH43/E1」と「AH42/E1」の2機種で、前者が2020年6月4日、後者が5月22日に発売する。直販価格の場合、AH43/E1が142,780円、AH42/E1が131,780円。

  • 「LIFEBOOK AH42」シリーズ

15.6型のスタンダードノートPC新製品で、2機種ともAMD製CPUを採用していることが特徴。AH42/E1ではこれまでIntel製プロセッサを採用していたが、新たにAMD Athlon Gold 3150Uを搭載。2019年10月発表モデルと比べて約1.5倍性能が強化されたという。AH43/E1では従来モデルでRyzen 3 2300Uを採用していたが、新たにAMD Ryzen 3 3300Uを搭載し、複数同時作業や画像処理などが快適に行えるとした。

機能面の特徴は、PCIe接続に対応したSSDやOffice Home & Business 2019、AIアシスタント「いつもアシスト ふくまろ」の搭載など。AH43/E1とAH42/E1ではプロセッサやグラフィックス、メモリ容量、カラーバリエーションなどが異なるが、本体サイズや重さ、駆動時間やインタフェースは同じだ。

キーボードは従来と同じく、手首の角度に沿うようにキーの列ごとに階段状の段差をつけたり、指の力によってキーの重さを3段階に調整した設計。AH43/E1では側面を透明な素材にして光を反射するプリズムクリアキーを採用する。

  • AH43E1のキーボード。側面がクリアなプリズムクリアキーを採用する

AH43/E1の主な仕様

  • CPU:AMD Ryzen 3 3300U(2.1GHz)
  • メモリ:8GB
  • ストレージ:256GB PCIe SSD
  • グラフィックス:AMD Radeon Vega 6 Graphics(CPU内蔵)
  • 光学ドライブ:DVDスーパーマルチ
  • ディスプレイ:15.6型ワイド液晶(1,366×768ドット)
  • OS:Windows 10 Home 64bit
  • 通信:ギガビット準拠の有線LAN、IEEE802.11a / b / g / n / ac準拠の無線LAN、Bluetooth 5.0
  • インタフェース:USB 3.1 Type-C(Gen2)×1、USB 3.1 Type-A(Gen1)×2(うち1ポートはUSB充電機能付)、USB 2.0×1、HDMI×1、SDカードスロットなど
  • バッテリ駆動時間(JEITA 2.0):約8.1時間
  • スピーカー:ステレオスピーカー
  • 本体サイズ/重さ:W361×D244×H27mm/約2.0kg
  • カラー:ブライトブラック、ガーネットレッド

AH42/E1の主な仕様

  • CPU:AMD Athlon Gold 3150U(2.4GHz)
  • メモリ:4GB
  • ストレージ:256GB PCIe SSD
  • グラフィックス:AMD Radeon Graphics(CPU内蔵)
  • 光学ドライブ:DVDスーパーマルチ
  • ディスプレイ:15.6型ワイド液晶(1,366×768ドット)
  • OS:Windows 10 Home 64bit
  • 通信:ギガビット準拠の有線LAN、IEEE802.11a / b / g / n / ac準拠の無線LAN、Bluetooth 5.0
  • インタフェース:USB 3.1 Type-C(Gen2)×1、USB 3.1 Type-A(Gen1)×2(うち1ポートはUSB充電機能付)、USB 2.0×1、HDMI×1、SDカードスロットなど
  • バッテリ駆動時間(JEITA 2.0):約8.1時間
  • スピーカー:ステレオスピーカー
  • 本体サイズ/重さ:W361×D244×H27mm/約2.0kg
  • カラー:ブライトブラック、プレミアムホワイト