ネインは5月18日、聴覚を拡張してビジネスパーソンの生産性を向上させるとするヒアラブルデバイス「Zeeny Lights」に新しく4色を追加した。スカイグレーとネオンイエローは高音質モデルとなる「Zeeny Lights HD」に用意され、価格は6,600円(税込)。クラシックブルーとピンクベージュは従来製品「Zeeny Lights」と共通仕様の新色モデルで、4,000円(税込)で販売される。
「Zeeny Lights」は、LINEやInstagramなどの通知を音声で読み上げることで、スマートフォンを頻繁にチェックするストレスから解放する「サヨナラ、スクリーン。」を掲げた完全ワイヤレスイヤホン。今回の発表で従来黒だけだった本体カラーに、新しく4色が追加された。カラバリの追加に伴って高音質モデルとなる新型「Zeeny Lights HD」を設定し、スカイグレーとネオンイエローで販売する。
「Zeeny Lights HD」ではレスポンスが速いグラフェンコート振動板を採用したほか、同梱のイヤーチップにフィット感の優れるSpinfitを採用して音質にこだわったとする。同梱されるSpinfitはSS、S、M、Lの4サイズ。
この他「画像加工アプリで写真にフィルタをかけるような感覚」で音色が選べるという独自の音質調整機能「Spicetone」に対応し、Nakameguro、Naha、Sapporo、Shibuyaの4種類のフィルターが用意される。Zeeny Lights HD以外のZennyシリーズでも利用でき、「各Zeenyシリーズの異なる音響特性を生かしながら、最終的に同じニュアンスの音色を出すようカスタマイズ」されているという。
この他共通の仕様として、ケースの充電はQi互換のワイヤレス充電に対応。触れるだけの静電タッチセンサーでイヤホンを操作できる。通知の読み上げに使われる合成音声にHOYA社のVoiceTextを採用することで、明瞭さと聴き心地を両立したとする。読み上げのON/OFFはアプリからカスタマイズ可能。
通知読み上げや音質調整機能に対応するZeenyアプリはAndroid 6以上、iOS 10以上で使用可能で、Bluetooth 5.0で接続する。Bluetooth対応プロファイルはA2DP、AVRCP、HFP、HSPで、対応音声コーデックはaptX、AAC、SBC。Qualcomm cVcによるエコーキャンセルとノイズリダクションを搭載する。
充電時間は約1時間で、バッテリーの持続時間は音量を60%に設定して約8時間。
5月中に公式サイトで「Zeeny Lights HD」か「Zeeny Lights」を購入することで、先着50名にフラワーギフトが贈られるキャンペーンを実施中。お花は製品とは別の住所に発送することも可能だという。
さらに贈られたお花を購入した製品、仕事道具を一緒に写真に撮り、ハッシュタグ「#ジーニーヒアラブル」を付してInstagramに投稿すれば、抽選で10名にワイヤレス充電器が当たるとのこと。応募期間は6月1日から6月30日までとなっている。