ゾタック日本は5月19日、バックパック型PC「VR GO 3.0」を発表した。同日から、公式ダイレクトショップにて受注受付を開始している。価格は298,000円(税別)。
VR体験向けに背負って使えるバックパック型PC。VRデバイスの接続に必要となる給電や像出力などのポートを備え、ケーブル類がVR体験を妨げないように工夫されている。CPUには第9世代Intel Core i7-9750H、グラフィックスにはNVIDIA GeForce RTX 2070を搭載。前モデルと比較して、約150%の性能向上を果たしている。
バックパック部分は、PU加工を施したポリエステルを用いて防滴性能を強化。カートリッジ式のバッテリー×2個を搭載し、ホットスワップ交換に対応している(PCを起動したままバッテリーの交換が可能)。本体にはバッテリー残量を示すLEDインジケーターがあるほか、ACアダプターでも動作する。また、オプションの「VR GO 3.0/2.0 用チャージドック」と「VR GO 3.0/2.0 用バッテリーパック」も5月末に発売予定。
主な仕様は、CPUがIntel Core i7-9750H(2.60GHz)、メモリがDDR4 16GB(最大32GB)、ストレージが240GB M.2 SSD、グラフィックスがNVIDIA GeForce RTX 2070(8GB)。OSはWindows 10 Pro 64bit。
通信機能は、Gigabit Ethernet有線LAN×1、IEEE802.11ac/a/b/g/n対応無線LAN無線LAN、Bluetooth 5.0。インタフェースは、USB 3.0×6、HDMI 2.0b×2、DisplayPort 1.4×1、SDメモリーカードリーダーなど。本体サイズは約W280.4×D347.5×H87.1mm、重さは5.2kg(バッテリー×2個装着時)。