車情報を発信しているカーメディア「ナナメ45度からズバッと!」を運営するアントはこのほど、「新型フィットの欠点や評価」についての調査を実施し、結果を公表した。
同調査は2020年2月15日〜5月10日、新型フィットの購入を検討した200名に対して実施。調査項目は、デザイン/内装/燃費/価格/エンジン/乗り心地で、調査結果は「良い」「普通」「悪い」の3段階で評価して分析した。なお今回のレポートでは欠点である「悪い」評価についてフォーカスを当てている。
まず、新型フィットと言えば特徴的な外観。「かわいい」「愛らしい」「シンプルで好き」という意見が多く、良いと評価している人が全体の53%となった。
反対に「ダサい!」「なまはげみたい」「ポケモンのゼニがめみたい」と悪く評価している人が全体の29%いた。ただし、「ダサいけど、見慣れてきたらかわいい」という意見もあり、徐々に愛着がわいてくるデザインのようなので、1年後には悪い評価は減少している可能性がある。
価格は「標準装備が充実している」「性能が良いので妥当な価格」という意見が多く、良いと評価している人は全体の54%。反対に「コンパクトカーなのに高い」「乗り出し価格が300万円する」と悪く評価している人が全体の38%もいた。
特に悪い意見はハイブリッドに多く、最上位グレードではオプションなどを含めると支払いが300万円程度になるケースもあり、コンパクトカーだから安いという時代は終わったのかもしれない。
エンジン性能は「モーター主体の走り」「街乗はほぼモーター走行できる」「加速がスムーズ」という意見が多く、良いと評価している人は全体の72%だった。反対に「思ったほどモーターのパワーがない」「走り出しのモータートルクが弱い」「モーターのレスポンスがイマイチ……」と、悪い評価は全体の8%。ハイブリッドのモーターパワーが思ったほどではなかったという意見が目立つ。
モーター主体での走りということで日産ノートと比較されることが多いが、日産ノートほどのパワーは感じられないため、このような意見が多いようだ。