タレントの伊集院光が、18日に放送されたラジオ番組『伊集院光とらじおと』(TBSラジオ/毎週月曜~木曜 8:30~11:00)で、ゲスト出演した歌手・さだまさしと深夜ラジオについて語った。
伊集院は「ちょっと個人的な質問なんですけど、僕は今も、朝のラジオ番組のほかに、深夜放送をずっとやってるんです。で、52歳なんですよ」と切り出し、「深夜放送って20代くらいのもので、もうそろそろ辞めようかなってときに、『馬鹿言え、さだまさしは“セイ!ヤング”やってんぞ』って言われて、ずっとやってたんです。さださんは『セイ!ヤング』(文化放送)を終わられたの何歳ぐらいですか」と質問。
さだは「41、42ですね。実は、文化放送が『セイ!ヤング』やめるって言って、めちゃめちゃ怒ったんです」と明かし、「『深夜放送の灯を絶やしちゃダメだ。空いてる深夜、俺にくれ。ギャラいらないからやらせろ』って直談判しに行きましたね。そしたら土曜夜の11時から12時半までだったら空いてて、好きなことしていいって。それで『さだまさしのセイ!ヤング』っていって、僕がロウソク継いだんですよ」と語った。
そして同番組を終えた理由として、別の深夜放送が文化放送で始まったことを挙げ、「じゃあ許してやるって、やめたんですよ」とさだが話すと、伊集院は「バトンを継ぐ役割をずっとやってたわけですね」としみじみ。
そして、伊集院が「さださんと僕が違うのは、『伊集院、空かないかな』って思ってるヤツがいっぱいいるのに、俺はバトンを持っているっていう」と言うと、さだは「いや、これは離しちゃダメ。俺なんか、NHKのテレビでも“ラジオ”やってますからね。一緒に起きてるよ、今っていう生放送が貴重」と応じた。
伊集院は「すごく僕は元気が出ました。ラジオの私物化だったかもしれませんが、僕は元気をもらいました」と感謝していた。