テレビドラマで活躍する若手脚本家の募集・育成を目的とする『フジテレビヤングシナリオ大賞』が、「放送人グランプリ2020」を受賞した。
今年32回目を迎える同賞は、第1回受賞の坂元裕二氏以来、野島伸司氏、安達奈緒子氏、野木亜紀子氏など、数多くの人気脚本家を輩出。昨年の応募総数は1,733編で、大賞受賞作品はフジテレビでドラマ化・放送される。
「放送人グランプリ」は、NHK、民放、プロダクションなどの枠を越えて番組制作に携わり、放送メディアや放送文化に強い関心を持つ人々が個人として参加する一般社団法人「放送人の会」が主催。今年で19回目の開催となり、毎年度の放送番組や放送に関わる人物などから、独自に推薦・審査・顕彰する、放送人の放送人による放送人のための賞として知られている。
フジテレビの牧野正第一制作室長は「『ヤングシナリオ大賞』は、作品を選んで終わりでなく、一緒に作り、キャリアを積み重ね、脚本家として一本立ちできるようにサポートする。そして、その結果我々のソフト力も増す、ということを目指し取り組んで参りました。実際に『ヤングシナリオ大賞』からたくさんの脚本家の方々が輩出され、数々のヒットドラマが生まれています。また多くの方々が多方面で活躍されていることも評価していただいた点かと思います。才能豊かな人材を発掘するために、これからもこの取り組みを続けていきたいと思っております」とコメントしている。
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