日本テレビ系演芸番組『笑点』(毎週日曜17:30~)では、番組史上初となる“リモート大喜利”を24日に放送する。
新型コロナの影響で各局の情報番組やバラエティ番組がリモート出演を導入しているが、17日の放送では、司会の春風亭昇太以外のメンバーが自宅から参加し、4年前の50周年を振り返った。
16年5月15日の放送で、桂歌丸が翌週での勇退を発表し、翌週22日は生放送で最後の大喜利に臨んだが、大相撲千秋楽の裏で世帯視聴率が27.1%(ビデオリサーチ調べ・関東地区)を記録したこのVTRを、メンバーが自宅から改めて視聴。だが、このようなシステムには疎い面々のため、本番収録中に自宅周りで救急車が通り、その音が放送に入ってしまうハプニングも発生した。
そして、次週24日から番組54年の歴史上初めて、それぞれが自宅から大喜利に参加。山田隆夫は欠席となるが、座布団はどうするのか、メンバー同士のやりとりはどうするのか…。
また、自宅にある様々なもので「ダジャレ小噺」を作るが、リモートならではの問題も。さらに、前週に続き本番中に自宅付近を通る救急車のサイレンが紛れ込むハプニングのほか、妻が登場する珍しい一幕も予告されている。
春風亭昇太は「まさか『笑点』の収録をリモートでするなんて夢にも思っていませんでした。『笑点』は、どんな状況になっても、少しでもテレビをご覧の皆さんに楽しい気持ちになってほしいと思っています」とコメント。
また、「リモートならではのハプニングがあったり、私以外のメンバーは自宅からなのでどなたかの奥さまやペットが映り込んだり、普段と違う映像もお楽しみいただけるかと思います。また、リモートで座布団のやり取りをどうするのか?なども見どころの1つになるかと思いますので、ぜひ期待していただいて、楽しんでいただければ幸いです」と呼びかけている。