俳優の中村倫也が主演する日本テレビ系ドラマ『美食探偵 明智五郎』(毎週日曜22:30~)の第6話が、17日に放送された。
【以下にネタバレ要素があります】
実家の百貨店の将来を案じる母・寿々栄(財前直見)の強引な段取りで、弟と一緒にお見合いをすることになった明智(中村)。百貨店の役員・伊達(小市慢太郎)が選りすぐった見合い相手・社長令嬢の紗英(北原里英)に、変人の兄・明智かだらしない弟・六郎(草川拓弥)のどちらかを選んでもらうことになった。
明智への恋心が加速する苺(小芝風花)は、会場がフグ料理の名店と知った途端、見合いを快諾する明智に複雑な心境になる。
しかし当日、姿を現さない六郎に代わって、男装した苺が代役を務めることに。ハラハラドキドキの見合いが進む一方、会場には料理人に扮した伊藤(武田真治)と、仲居に化けたマリア(小池栄子)、茜(志田未来)が潜入し、明智に料理を配膳していた。
そんな中、六郎本人が遅刻して登場。さらに明智ファンの高橋刑事(佐藤寛太)と上遠野警部(北村有起哉)まで乱入して見合いは大パニック。しかし、直後に明智の前で突然苦しみだした紗英が急死する。
マリアの影を感じた明智は、フグ毒の事故死に見せかけた殺人と確信。海老アレルギーの明智用の膳がなぜか紗英に配膳され、そこに毒が盛られていたことが分かる。マリアが明智を狙ったと心配する苺だが、明智の前に現れたマリアは、真犯人の存在をほのめかす。
そんな中、苺の目撃情報から伊達が明智を毒殺し、百貨店の実権を握ろうとしていたことが発覚する。マリアは明智を守るため、伊達による毒殺計画を邪魔していたのだ。逆上した伊達は明智を監禁し建物に放火。駆けつけた苺が炎の勢いにたじろぐ中、マリアは自分の命を顧みず明智を救出する。
揺るぎないマリアの明智への愛を前に、自分の気持ちに自信を持てなくなる苺。その頃、逃亡した伊達に引導を渡すのは、またしてもマリアだった…。
同ドラマは、新型コロナウイルス感染拡大の影響で撮影を休止しており、この第6話で新作放送を中断。次週24日から3週にわたり、地上波未放送のオリジナルストーリーを含む特別編が放送される。