お笑いコンビ・爆笑問題の太田光が17日、TBS系情報番組『サンデー・ジャポン』(毎週日曜10:00~11:22)に生出演。「#検察庁法改正案に抗議します」とツイートした歌手・きゃりーぱみゅぱみゅに対する政治評論家・加藤清隆氏のツイートを批判した。
検察官の定年を延長できるようにする検察庁法改正案をめぐり、ツイッター上では抗議の投稿が続出し、きゃりーも「#検察庁法改正案に抗議します」と投稿。これに対し、加藤氏が「歌手やってて、知らないかも知れないけど」「デタラメな噂に騙されないようにね。歌、頑張って下さい」と侮辱的な言葉を浴びせ、きゃりーが「歌手やってて知らないかもしれないけどって相当失礼ですよ、、、、」と指摘していた。
太田は「きゃりーぱみゅぱみゅは歌手やってるけど、その歌はメッセージ。いろんな価値観を広く世間にアピールしてメッセージを伝えている。それはライフスタイルだったりファッションだったり、この社会でどういう風に人生を楽しもうとか、そういうことをすごく伝え続けている。しかも相手にしているのは観客であって、大衆であって、言い方を変えれば国民。国民に対してそのメッセージを伝えていて、社会現象にもなっている」とコメント。
そして、加藤氏のツイートについて「自分の方が世の中を知っているって、なんでその前提に立てるのか。この人よりきゃりーぱみゅぱみゅの方が広く世界に発信している。きょんきょん(小泉今日子)なんかずっとその位置にいる。そうするとこの人はもしかすると、自分と思想が似通った人たちの内輪の中で井の中の蛙かもしれない。そういう前提を確信して持てるということ自体が間違っているし、こんなヤツが言うことはまったく聞くことはない」と批判した。
さらに、「こんなこと現実の社会じゃ絶対しない。礼儀作法として道端ですれ違った人には絶対しない。そんな礼儀知らずなことはないんだけど、ツイッターになるとこういうことをする」と指摘し、「コイツの言うことなんか聞く必要まったくないよ」と声を上げた。