情報サイト「しゅふJOBナビ」(ビースタイル メディア運営)は5月15日、「特別定額給付金の使途」をテーマとしたアンケート調査の結果を発表した。調査期間は2020年4月25~27日、調査対象は「しゅふJOBパート」登録者で、有効回答は1,790人。
給付金の使い道、「生活費」が70.5%
給付金10万円の使い道として、自身の考えに近いものを選んでもらったところ、「生活費」が70.5%と圧倒的に多く、2位以下に50ポイント以上の差をつけた。同調査では、「まずは目の前の生活を楽にしたいという主婦の思いが見て取れる」と分析している。
以下、2位「学費」(19.0%)、3位「預貯金」(17.3%)、4位「水道光熱費」(15.9%)、5位「いずれでもない」(10.6%)、6位「携帯電話関連の通信費」(9.8%)、7位「収束後の国内旅行」(7.8%)、8位「服飾費」(7.7%)、9位「予備校・参考書など、そのほかの学費」(6.9%)、10位「わからない・決めていない」(5.6%)と続いた。
自由記述欄で具体的な使い道を聞くと、「生活維持費」としての家賃、食費、水道光熱費などが特に多く、「仕事が減り、時給制なので働いた分しか給料が出ません。なので、給付金はもちろん生活費で使います。家賃と光熱費でなくなります」「夫婦で休業を余儀なくされているので、休業補償が出るまでこれで凌ぐしか方法がない」といった声が寄せられた。
この他、テレワークや子どものリモート授業への対応として「パソコン」、おうち時間を充実させる「家電」、社会貢献として「医療機関への寄付」「フードレスキュー」などの回答もみられた。