グラフィコは5月14日、「女性の在宅ワーク実態」に関する調査を発表した。調査は4月24~27日、2週間以上継続して週3日以上の在宅ワークをしている全国の20~59歳の女性400人を対象にインターネットで行われた。
調査結果は以下の通り。まず「あなたが在宅ワークをするようになって感じる、からだの不調をお答えください」と聞くと、「肩こり」(57.8%)、「腰痛」(35.8%)、「眼精疲労」(33.8%)、「疲労感」(26.0%)、「冷え・寒さ」(25.8%)、「むくみ」(23.3%)、「頭痛」(20.8%)、「精神的な不調(不安感や気分の落ち込みなど)」(20.3%)、「肌荒れ」(10.8%)、「耳鳴り」(5.8%)、「痔」(2.3%)、「二日酔い」(0.8%)、「その他」(1.5%)、「特にない」(18.5%)だった。
また、「あなたがからだの免疫力を上げるために行っていることをお答えください」と聞いたところ、「ヨーグルトを食べる・飲む」(62.8%)、「しっかりと睡眠を取る」(58.0%) 、「納豆や味噌など発酵食品を食べる」(48.8%)、「入浴する」(46.8%)、「体を温める」(45.0%)、「運動をする」(37.3%)、「緑黄色野菜を食べる」(34.8%)、「ニンニクを食べる」(15.5%)、「その他免疫力アップに良いとされる食品を食べる」(1.3%)、「その他」(0.3%)、「免疫力を上げるために行っていることはない」(8.3%)となっている。
そして、「あなたは在宅ワークをするようになって体重や体型にどのような変化がありましたか」と尋ねると、「とても太った」(10.0%)、「少し太った」(45.8%)、「変わらない」(40.8%)、「やせた」(3.5%)となった。
また、「あなたが在宅ワークをするようになって太った原因としてあてはまると思うものをお答えください」と聞くと、「運動不足」(85.7%)、「間食の量・頻度が増えたこと」(65.9%)、「食事が不規則になったこと」(23.8%)、「食事内容が変わったこと」(15.7%)、「お酒を飲む量・頻度が増えたこと」(10.3%)となっている。
さらに、「あなたは在宅ワークをするようになって、おうちで行うそれぞれの項目の時間や頻度がどのように変わったかお答えください」と尋ねると、時間/頻度が減った割合が多い3つは「メイク」(68.3%)、「同僚とのコミュニケーション」「仕事」(50.5%)だった。そして、時間/頻度が増えた項目3つは「インターネット」(61.8%)、「料理」(61.5%)、「掃除」(49.0%)だった。
続けて、「あなたが在宅ワークを快適にするために使うアイテムや過ごし方をお答えください」という質問には、「座りっぱなしになるので、飲み物はあえて手元に置かず、キッチンまで行って作るようにして、なるべく動く環境にしている」(36歳)、「100均で青竹踏みを買って、座りながらやっています」(45歳)、「仕事中に電動マッサージ機を使用する」(41歳)、「昼休みの時間にお風呂に入り、冷えとコリをほぐしてリフレッシュする」(42歳)、「音楽を流して学校ごっこをしたり、子どもとの時間を増やして楽しんでいます」(28歳)などのコメントが寄せられた。