サンワサプライが、座っていることを検知する機能を搭載したIoTチェアを発表しました。圧力を感知するセンサーを座面に内蔵しており、センサーの情報をBluetooth経由で送信できます。オフィスの席にいるかどうかが離れた場所からリアルタイムで監視でき、“サボリーマン”にとっては要注意の製品となりそうです。

  • 圧力センサーとBluetooth送信機を内蔵し、自分の席にいるかどうかが離れた場所からリアルタイムで監視できるIoTチェアが登場。「ちょっと一服」がお好きなサボリーマンには真っ青の製品となりそう

希望小売価格は、肘付きの「SNC-NET16ABK-BLE」が税込み41,580円、肘なしの「SNC-NET16BK-BLE」が税込み39,380円。すでに販売を開始しています。

  • 見た目は普通のオフィスチェアとまったく変わらない。見た目で判断するのは難しい

一般的なチェアに、圧力を感知するセンサーとBLEビーコン(Bluetooth発信機)を組み込んだスマートチェア。オフィスで利用すれば、管理部門の担当者が社員の勤怠状況をリアルタイムに管理できます。予約されているが実際は使われていない会議室の状況も、その場に行くことなく確認できます。公共施設や店舗で利用すれば、空き状況をWebサイトなどを通じて確認できるようになります。

  • 座面に、このような圧力センサーとBLEビーコン(Bluetooth発信機)を内蔵している

  • BLEビーコンは座面に収納できるので、外からは存在が分からない

チェアは、ガスを用いた高さ調整機構や背もたれの堅さ調節機構、背もたれに通気性の高いメッシュ素材を用いるなど、快適に座れる機構を搭載しています。

  • 調整機構などは充実しており、オフィスチェアとしての作りは上々