LINEリサーチ(LINE運営)は5月13日、LINEユーザーを対象とした「高校生のスマホ事情」に関するアンケート調査結果を明らかにした。

同調査は4月14日~4月17日、高校1年生~3年生の男女1,023名を対象にインターネットで実施したもの。

  • 自分用のスマホを持ったのは中学生以降、という人が全体の81.7% (小学生から所持していた、またはスマホを持っていない/わからないという数値を除いたもの)

    自分用のスマホを持ったのは中学生以降、という人が全体の81.7%
    (小学生から所持していた、またはスマホを持っていない/わからないという数値を除いたもの)

自分用のスマホを持ったのはいつからかと尋ねてみたところ、中学生になってからという人が多数派であることがわかった。また、全体を通してみると、高校生のスマホ所持率が全体の81.7%だということがわかる。

高校生が「ふだんスマホで良くしていること」を聞いたところ、下図のような結果に。

  • 高校生が普段スマホでよくしていることは男女で異なることがわかった

    高校生が普段スマホで良くしていることは男女で異なることがわかった

JK(女子高生)DK(男子高生)ともに最も多かった回答は「動画をみる」がJKで69.3%、DKで74.6%となった。次点では男女で結果が分かれ、JKでは「友だちやフォロワーのSNSをみる」、DKでは「ゲームをする」が続いた。

JKは、SNSを通じて誰かとコミュニケーションすることを重視していることがわかり、DKは、インターネット通信等を介し、友人などとの繋がりを感じながらゲームをしているのではないかと考察できる。

  • スマホに関する「家庭での利用ルール」は、学年毎に異なる傾向が見られた

    スマホに関する「家庭での利用ルール」は、学年毎に異なる傾向が見られた

また、スマホに関する「家庭での利用ルール」について聞いてみたところ、全学年共通で「データ通信容量の上限が決まっている」が第1位の回答となった。

高校1年生では、スマホデビューをしたばかりの子も多いからか「ゲームの課金禁止」が35.1%「ネット上に個人情報を書き込まない」が32.4%など、スマホを利用する上での基本的なルールを、しっかり守るよういわれていることがわかる。

そして高校2年生になってくると「わからない/特にルールはない」が26.4%、3年生になると32.9%に上昇。「スマホとの付き合い方は基本的に本人に任せている」という家庭が増えることが考察できる。