若者マーケティング研究機関「SHIBUYA109 lab.(シブヤイチマルキューラボ)」(SHIBUYA109エンタテイメント運営)は5月12日、20歳前後の女性を対象とした外出自粛期間中の「おうち時間の過ごし方」に関する調査の結果を発表した。調査期間は2020年4月13~17日、有効回答は167人。
普段より増えたこと、「SNSの閲覧」
普段の生活と比べて費やす時間が増えたことは何か尋ねると、「SNSの閲覧」が57.5%で最多。次いで「動画ストリーミング視聴」が52.1%、「TV視聴」が37.1%、「ゲーム」が36.5%、「料理」が34.7%となった。
おうち時間中に取り組んだことは、「過去の旅行の写真を見返す」が46.7%でトップ。以下、「その他お菓子作りなどの料理」が43.1%、「インフルエンサーのライブ配信の視聴」が39.5%、「スキンケア・ボディケア」が39.5%と続いた。同調査によると、「はやく事態が収束して、また旅行に行けますように」などといったメッセージを添えて、Instagramのストーリーに画像を投稿する様子も多くみられるという。
外出自粛期間中の通販の利用状況を聞くと、29.3%が「いつもより増えた」と回答。購入カテゴリは、「ファッション・アクセサリー」が断トツに多く64.5%、次いで「コスメ」が25.2%、「ヲタ活グッズ」が14.0%となった。平均購入金額については、ファッションは8,524円と通常の月々の金額と大差はなかった。一方、コスメは3,364円で、カラコンやアイシャドウパレットなどの他にスキンケア商品の購入も目立った。
普段の生活より使用時間が最も増えたSNSは、1位「YouTube」(47.9%)、2位「Instagram」(15.6%)、3位「Tik Tok」(12.0%)となり、おうち時間が増えたことでオンラインコミュニケーションが活発化していることがわかった。