レノボ・ジャパンは5月12日、同社製タブレット「YOGA Tablet」シリーズの一部に、バッテリーの劣化が原因と考えられる発火事案が報告されたとして、対象製品にバッテリー充電最適化設定のソフトウェアアップデートを提供開始した。一部の製品は無償の自主点検も実施する。

  • YOGA Tablet 2

対象は同社が2014年9月~2015年12月の間に製造した「Lenovo YOGA Tablet 2」および、2015年10月~2019年9月に製造した「YOGA Tab3」の一部(下記の型番)。ソフトウェアアップデートの適用により、充電時にかかる負荷を低減し、バッテリーの劣化が原因とみられれる異常発熱や発火を防げるという。

YOGA Tablet 2 YOGA Tablet 2-1050F
YOGA Tablet 2-1050L
YOGA Tablet 2-830F
YOGA Tablet 2-830L
YOGA Tablet 2 Pro-1380F
YOGA Tablet 2 (Windows) YOGA Tablet 2-1051F
YOGA Tablet 2-1051L
YOGA Tablet 2-851F
YOGA Tab 3 Lenovo YT3-X50F
Lenovo YT3-X50L
Lenovo YT3-850F
Lenovo YT3-850L
Lenovo YT3-X90F
Lenovo YT3-X90X
Lenovo YT-X703F
Lenovo YT-X703X

製品名・シリアルナンバーは、YOGA Tablet 2およびYOGA Tab 3のいずれも、製品背面のスタンド裏・本体側に製品名が、スタンド側にシリアルナンバーが記載されている。

  • YOGA Tablet 2の製品名・シリアルナンバー

  • YOGA Tab 3の製品名・シリアルナンバー

同社のサポートページで公開しているチェックツールでは、所有製品がバッテリー点検の対象となるか判定できる。サービスセンターによる点検が必要と判定された場合、バッテリーの無償自主点検も同ページから申し込める。