チカクは5月12日、「オンライン帰省(※)の動向」に関する調査を発表した。調査は5月8~9日、親と同居せず中学生以下の子どもを持ち、GWに帰省予定だった20~40代の男女117人を対象にインターネットで行われた。 ※スマ-トフォンやPCなどのデジタル機器を活用して実家とビデオ通話や動画及び写真のやりとりをすること
調査結果は以下の通り。まず「政府から接触8割減に向けた『10のポイント』が発表された4月22日以降にオンライン帰省をしましたか?」と聞くと、「自分の実家にオンライン帰省をした」(16.2%)、「義理の実家にオンライン帰省をした」(3.5%)、「両方の実家にオンライン帰省をした」(16.2%)、「オンライン帰省はしなかった」(64.1%)だった。
そして、「オンライン帰省をやってみた感想として、合うもの全てにお答えください」と尋ねると、自分の実家の場合は「楽しかった(盛り上がった)」(71.1%)、「帰省する時間や費用を節約できた」(31.6%)、「実際に会わなくて済んだのでよかった」(28.9%)、「終了させるタイミングが難しかった」(10.5%)、「スマホやPCの設定などを教えるのが大変」「食事や睡眠時間を外すなど、実家の生活」(7.9%)、「スマホやPCの購入、ネット環境整備などの」(5.3%)、「楽しくなかった(盛り上がらなかった)」(5.3%)となった。
また、義理の実家の場合、「楽しかった(盛り上がった)」「帰省する時間や費用を節約できた」「実際に会わなくて済んだのでよかった」(47.8%)、「終了させるタイミングが難しかった」(21.7%)、「スマホやPCの設定などを教えるのが大変」(4.3%)、「食事や睡眠時間を外すなど、実家の生活」(13.0%)、「スマホやPCの購入、ネット環境整備などの」(4.3%)、「その他」(4.3%)となっている。
続けて、「どのような方法でオンライン帰省をしましたか?」と聞いたところ、自分の実家の場合、「ビデオ通話(FaceTime、Skype、LINEなど)」(86.8%)、「チャットツール(LINE、FBメッセンジャー、カカオトークなど)」(18.4%)、「動画や写真の共有サービス」「メールやSMS」(7.9%)、「WEB会議システム(Zoom、Google Meetなど)」(5.3%)となった。
そして、義理の実家では「ビデオ通話(FaceTime、Skype、LINEなど)」(87.0%)、「チャットツール(LINE、FBメッセンジャー、カカオトークなど)」(13.0%)、「動画や写真の共有サービス」「メールやSMS」「WEB会議システム(Zoom、Google Meetなど)」「その他」(4.3%)という結果だった。
さらに、「オンライン帰省1回当たりの平均所要時間について教えてください」と聞くと、自分の実家の場合は「5分未満」(2.6%)、「5分以上10分未満」(31.6%)、「10分以上30分未満}(39.5%)、「30分以上1時間未満」(15.8%)、「1時間以上2時間未満」(10.5%)だった。
そして、義理の実家では「5分以上10分未満」(43.5%)、「10分以上30分未満}(34.8%)、「30分以上1時間未満」(13.0%)、「1時間以上2時間未満」(8.7%)だった。
また、オンライン帰省をしなかった人に「なぜオンライン帰省をしなかったのですか?」と尋ねると、「普段からコミュニケーションを取っている」(34.7%)、「実家にオンライン帰省に利用できるデジタル機器がないかた」(26.7%)、「実家にネット環境がないから」(20.0%)、「実際に帰省したらから」(12.0%)、「時間がなかったから」(8.0%)、「その他}(10.7%)だった。