NHKで8日、テレワークドラマ『今だから、新作ドラマ作ってみました』第3夜「転・コウ・生」(総合 23:40~24:10)が放送された。本作は、森下佳子氏が脚本を手掛け、柴咲コウ、ムロツヨシ、高橋一生が出演。大河ドラマ『おんな城主 直虎』(2017)の脚本家、キャストが再集結し、『直虎』ファンから歓喜の声が上がった(以下、ネタバレを含みます)。
新型コロナウイルスの影響により、多くのドラマ収録が見合わせとなっている中、NHKは打ち合わせやリハーサル、本番収録も、直接会わずに行う“テレワークドラマ”を制作。メイクや小道具、衣装の準備から収録機材のセッティング、RECボタンを押すところまで、出演者が行った。
「転・コウ・生」は、外出自粛が求められている現在を舞台にしたファンタジー・コメディ。「会いたい」と思った人と魂が入れ替わる珍事が発生し……シバサキコウ(柴咲)がむろつよし(ムロ)と入れ替わり、今度は、タカハシイッセイ(高橋)、さらにネコ“のえる”と入れ替わって大混乱する。
入れ替わったときの柴咲、ムロ、高橋の演技に、SNSでは「3人の入れ替わりは最高で面白かった」「入れ替わりの演技すごい」「3人が互いの特徴捉えてる!役者はすごいなあ」「それぞれの演技力がすごい」と感嘆の声が続出した。
タカハシとのえるの入れ替わりシーンでは、高橋の“ネコ”演技が話題に。「ニャニャニャッニャニャー!」「ニャ~」とネコの鳴き声を披露したり、ネコのかわいらしい動きを再現する姿に、「猫イッセイの可愛さはもう永久保存版だ!」「高橋一生の猫ごっこがかわいすぎる」「猫になった高橋一生を飼いたい」という声が上がった。柴咲とムロも“ネコ”演技を披露。「それぞれ猫な芝居がめちゃくちゃかわいい」「ムロ猫かわいい」と視聴者の心をつかんでいた。
『直虎』ファンにはたまらないシーンも。のえると入れ替わったタカハシが、むろが中に入っているコウに「殿、どうもご無沙汰してます」とあいさつするシーンや、コウが中に入ったタカハシが「今日ね、すごく月がきれい」と言って、全員が月を眺めるシーンに、「直虎~~」「テンション爆上がりでした」「直虎ファンは嬉しかったぞー」「チーム直虎ありがとう」「殿呼びも、月が綺麗ですねも全てが直虎…」「チーム直虎最高」など、感動の声が広がった。
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