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【この記事のエキスパート】
料理ライター:山田 由紀子

料理ライター:山田 由紀子

栄養・健康関連のコラム執筆やレシピ作成、栄養監修、食生活アドバイスなどを中心に活動するフリーランス管理栄養士。

短大卒業後、栄養士として給食会社で社員食堂や寮の献立作成、給食管理を行う。その後、病院で栄養管理、栄養指導、調理などの業務に従事。在職中に管理栄養士免許を取得。

出産を機にフリーに転向し、保健センターなどで栄養指導・食事相談を行うほか、料理教室や発酵食づくりのワークショップを主催。


だしポットは、鍋でだしをとるより手軽で便利なアイテムです。ポットにだし素材を入れて、かんたんにだし汁がとれます。この記事では、おすすめのだしポットと選び方をご紹介します。自分の使い方にぴったりのだしポットを選ぶために参考にしてくださいね。

サイズ・使い方など
だしポットの選び方

まずはだしポットの選び方をチェックしていきましょう。自分の使い方にぴったりのだしポットを選ぶために参考にしてくださいね。

必要な容量を踏まえてサイズを選ぶ

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まずは、毎日使っているだしの量を考えてみましょう。たとえば、お味噌汁1杯には約200mlのだしを使います。このためひとり暮らしであれば小さめなものでじゅうぶんですが、3人家族であればお味噌汁だけで約600mlのだしが必要になります。そのほかの料理にも使うなら、さらに余裕を持った大きさを選びたいところ。

また、毎食だしをとるのか、まとめて作り置きしておくのかによっても使い勝手のいい容量は異なります。必要なだしの量と使い方に合わせてだしポットを選んでくださいね。

使い方に合うタイプを選ぶ

思い立ったときにすぐだしを使いたいか、ひと手間かけてでもその都度できたてのだしを使いたいかによって、選ぶべきだしポットは変わってきます。

「水だしタイプ」「お湯だしタイプ」「電子レンジタイプ」の特徴を押さえつつ、自分に合うものを考えてみましょう。

作り置きするなら「水だしタイプ」を

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お湯を沸かす作業を省きたい方は、だし素材と水を入れて置いておくだけの「水だしタイプ」のだしポットがぴったり。だしができあがるまでに時間はかかりますが、一晩ほど寝かせておけば、ほとんど手間いらずでだしがとれます。

このタイプはまとめて作って保存できる容量が大きいものが多いので、冷蔵庫の収納スペースも考えつつ選びましょう。なかには横置きできるタイプもありますよ。

一食分ずつ取るならコンパクトな「お湯だしタイプ」

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その都度だしをとりたい方は「お湯だしタイプ」が向いています。このタイプは急須のような形のものが多く、お茶を作るように濾し器にだし素材を入れてお湯を入れます。

作り方は、だしをとるのに適しているとされる85℃前後のお湯で5分ほど蒸らすだけ。短時間で新鮮なおいしいだしがとれます。ポットが熱くなるので、取っ手があるもののほうが使いやすいですよ。

便利な「電子レンジタイプ」

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「電子レンジタイプ」のだしポットは、水だしとお湯だしのいいとこ取り! だし素材と水をポットに入れて電子レンジにかけるだけなので、お湯を沸かす手間もなく短時間でだしがとれます。

一度冷蔵庫で冷やしただしを容器のまま温め直せるのも便利。耐熱製なので、水だしとお湯だしの両方に使えるところも大きな魅力です。

ストレーナーは底まであるものが使いやすい!

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使いやすさを重視するなら、だしポットに内蔵されているストレーナー(濾し器)はなるべく大きめのものを選ぶのがポイント。ストレーナーが底まであるような形なら、少量の水でもしっかりとだし素材が浸かるので必要なぶんだけのだしを作れます。また、この部分はだし素材が詰まりやすいですが、ストレーナーが大きければお手入れがしやすく清潔さをたもてます。

管理栄養士からのメッセージ

【エキスパートのコメント】

だしの取り方で3タイプから選びましょう

だしポットは、だしにこだわって料理をワンランク格上げしたい方、手軽に本格的なだしをとりたい方におすすめしたいアイテムです。だしの取り方によって、水出し、お湯出し、電子レンジの3タイプがあります。

時間はかかってもお湯を沸かす手間を省きたいなら水出しタイプ、短時間で少量のだしをとりたいならお湯出しタイプ、電子レンジで手軽にだしをとりたいなら電子レンジタイプを選びましょう。

選び方のポイントはここまで! では実際にエキスパートが選んだ商品は……(続きはこちら)