ついにデスクトップ向けCoreが10コアに
Intelから、デスクトップ向けの第10世代Coreプロセッサ「Comet Lake-S」が発表された。大きな注目ポイントは、最大コア数が従来の8から10に強化されたことだ。コアクロックも高速化されており、従来の「i9-9900K」が3.6/5.0GHzであったのに対し、「i9-10900K」では3.7/5.3GHzとなっている。
(Comet Lake-Sについては、本誌に大原氏による解説記事が掲載されているので、詳しくはそちらを参照して欲しい。)
これに合わせ、チップセットは400シリーズに一新されるのだが、プラットフォームがLGA1151からLGA1200へ変更となるため、マザーボードに互換性はない。新たに買い揃える必要があるので注意しよう。なお各社からは、すでにマザーボード新製品が多数発表されている。
ツクモやパソコン工房など複数ショップが公開している情報によれば、CPUやマザーボードの発売開始は5月20日22時の予定だという。通常であれば、夜間販売でお祭り騒ぎになるところだが、現在は緊急事態宣言が続いているという状況。どのような販売形態になるのかまだ分からないものの、今後の情報に注目しておきたい。
メモリも高速化したRTX 2080 Tiカード
MSIの「GeForce RTX 2080 Ti Gaming Z Trio」は、トリプルファンの大型クーラーを搭載するGeForce RTX 2080 Tiグラフィックスカード。スペックは従来モデル「同 Gaming X Trio」とほぼ同じだが、メモリ速度が14Gbpsから16Gbpsへ高速化された数量限定の特別仕様モデルとなっている。価格は179,000円前後。
GTX 1650 SuperにもELSAの静音モデル
ELSAの「GeForce GTX 1650 Super S.A.C」(GD1650-4GERSS)は、静音性に定評のある「S.A.C」ファンを搭載したGeForce GTX 1650 Superグラフィックスカード。デュアルファンのモデルながら、カード長が204mmとコンパクトになっており、省スペースPCでも利用しやすいだろう。価格は24,000円前後。