リンクスインターナショナルはIntel Z490チップセットを搭載するColorful製マザーボード3モデルを発表した。新たに登場したデスクトップ向けIntel第10世代Coreプロセッサファミリ(Comet Lake-S)は従来のLGA1151ソケットからLGA1200に変更されるとともに、サポートするチップセットもIntel 400シリーズとなる。

iGame Z490 Vulcan X V20

iGame Z490 Vulcan X V20はゲーミング向けのフ同社ラグシップモデル。電源回路は12+2フェーズで最大280W対応。VRMヒートシンクはソリッドタイプで大型のものを、チップセット&M.2ヒートシンクも大型のものを採用している。I/OシールドやチップセットヒートシンクにはLEDライティングも備える。

  • Colorful、Comet Lake-S対応のIntel Z490搭載ゲーミングマザーボード3モデル

    iGame Z490 Vulcan X V20

PCI Express x16スロットも3本搭載するほかオンボードの電源ボタン等も備えている。ネットワークは有線LANが2.5GbEのIntel I225-V。オーディオはRealtek ALC1220。USBはUSB 3.2 Gen2まででフロント用USBはUSB 3.2 Gen1、BIOSアップデート(CPUやメモリは不要とされる)用に利用するためのUSBポートも搭載している。ストレージはM.2スロット×2とSerial ATA 3.0×6。

CVN Z490 GAMING PRO V20

CVN Z490 GAMING PRO V20もゲーミングモデル。VRMヒートシンクやチップセット&M.2ヒートシンクはシルバーカラーの大型のものを採用している。電源回路は10フェーズで最大125W。ネットワークは1GbEのRealtek 8111HでオーディオはRealtek ALC892。USB BIOSアップデート機能は非搭載でヘッダーが用意されている。

  • CVN Z490 GAMING PRO V20

BATTLE-AX Z490AK GAMING V20

BATTLE-AX Z490AK GAMING V20もゲーミングモデル。カラーリングがブラックで、チップセットヒートシンクがやや小ぶり、M.2ヒートシンクを省いており、コストパフォーマンス重視とみられる。電源回路は10フェーズで最大125Wであるほか、拡張スロット数やUSBポート構成、ネットワークやオーディオチップなどはCVN Z490 GAMING PRO V20に近い仕様だ。

  • BATTLE-AX Z490AK GAMING V20