子どもの頃は疑問も持たずに従っていた実家のルール。当時は当たり前と思っていたけど、大人になって振り返ると不思議な内容もありますよね? 今回は、そんな独特な家族ルールについて紹介します。
4割の家庭に独自ルールが存在
まず、マイナビニュース読者を対象に「家の謎ルール」について聞いてみました。※調査期間:4月16日~17日、マイナビニュース会員の男女310人対象
「家族だけの謎ルールはありますか?」という質問に対して、「ある」(39.4%)、「ない」(60.6%)という結果に。4割の方は実家に独特な家族ルールがあるようです。それでは、具体的なルールについてみてみましょう。
家事分担のルール
まずは家事に関する役割分担のルールから。「日曜日に一番遅く起きた人が家事をやる」(埼玉/40代女性)、「最初に外に出た人が花に水をやる」(長崎/50代男性)、「誰かが帰宅したら、全員で玄関に集まる」(千葉/50代女性)などがありました。玄関に全員で集まるのは、古き良き昭和の習慣を感じさせますね。
テレビと食事のルール
続いて、食事やテレビに関するルールをみてみましょう。「週1でラーメンの出前を頼む」(山形/40代男性)、「週に1度は焼き鳥屋に行く」(福岡/60代男性)、「土日の朝ごはんはいつも菓子パン」(大阪/30代女性)、「金曜日はなぜかカレーライス」(岐阜/40代男性)、「テレビの音量は基本変えない」(新潟/60代女性)、「テレビはつけっぱなし」(千葉/50代男性)などが寄せられました。
また、それ以外の独特なルールとして、「家から帰ったらまず風呂の電源を確認する」(新潟/30代女性)、「朝の挨拶(おはよう等)の代わりに、歌で挨拶する」(群馬/40代男性)、「ティッシュペーパーを買わずトイレットペーパーを使っている」(埼玉/40代女性)、「ファンヒーターで髪を乾かす」(新潟/50代女性)、「トイレットペーパーの芯は開いて伸ばして、糊で貼って積み上げて食パン1斤くらい積み上げて捨てる」(埼玉/60代男性)、「買い物に行く時は、家にいる全員で必ず行く」(富山/40代女性)などが。
恐らくは最初に何かの理由があり、それがルール化した印象ですね。
家族でもプライベートは聞かない
続いて、ちょっと寂しいルールを。「家族の誰の誕生日もお祝いしない。自分は今まで家族に一回も誕生日をお祝いしてもらったことがない」(沖縄/50代男性)、「お互いのプライベートは、特別な事情がない限りは一切触れない。特に、異性関係や財産金融関係は絶対に教えない」(東京/50代男性)など。
家族だからという理由でのイベント強制参加も疑問を持ちますが、あまりにも無さ過ぎるのもどうなんでしょうね。
父親だけ特別枠
最後に、父親の特権ルールを見てみましょう。「父親が超亭主関白なので、卵焼きの味付けは醤油のみとか、肉の焼き加減とか、色々とありました」(栃木県/40代男性)、「父親だけが屋内でタバコを吸える」(栃木/30代男性)、「家族そろっていても、父だけは一緒にご飯を食べず、数時間後に一人で食べている」(大阪/50代男性)、「父親が起こす係」(東京/70代男性)など、最後は特権というより、むしろ仕事でしょうか?
いかがでしたか? 家族はさまざまで、各家庭に事情があります。両親なりの考えから、設定された独自ルール、もしかしたら、自分も親になるとその有り難みを今後感じるかもしれませんね。