“自宅から最も笑いをとれる芸人”No.1を決める『家-1グランプリ2020~お笑い自宅芸No.1決定戦~』が3日(22:00~)にABEMAで生配信され、お笑いコンビ・天竺鼠の川原克己が優勝した。

  • 『家-1グランプリ2020~お笑い自宅芸No.1決定戦~』で優勝した天竺鼠の川原克己

同コンテストは、新型コロナウイルス感染拡大防止のため外出自粛が求められている中、芸人たちが自宅から「笑顔」を届ける吉本興業のプロジェクト「吉本自宅劇場」の第1弾企画。

応募総数1000ネタ以上の中から予選を勝ち抜いた20組、亜生(ミキ)、岩橋良昌(プラス・マイナス)、川原克己(天竺鼠)、くっきー!(野性爆弾)、河本準一(次長課長)、駒場孝(ミルクボーイ)、清水あいり、せいや(霜降り明星)、そこらへん元気、椿鬼奴・大(グランジ)夫妻、ナダル(コロコロチキチキペッパーズ)、南條庄助(すゑひろがりず)、野田クリスタル(マヂカルラブリー)、橋本市民球場(隣人)、ぺこぱ、守谷日和、ゆりやんレトリィバァ、吉松ゴリラ、RG(レイザーラモン)、りんごちゃんの計20組(五十音順)が、王者の座をかけて激闘を繰り広げた。

決勝は、芸人たちが自宅からリモート中継をつないで自宅芸を生披露。まずはA~Eブロックに分かれて予選ラウンドを行い、視聴者投票で各ブロック1位となった川原克己、吉松ゴリラ、守谷日和、野田クリスタル、せいやの5組が決勝ラウンドに進出した。

そして、決勝ラウンドで5人が渾身のネタを披露。視聴者投票と雨上がり決死隊・蛍原徹、ケンドーコバヤシ、朝日奈央の審査員投票により、俳優の岸部四郎や海原やすよ・ともこをネタに取り入れて笑いを誘った川原が王者に輝いた。

“お笑い自宅芸 No.1”という史上初の栄誉、そして、優勝特典の家賃1年分&ABEMA冠番組を手にした川原はガッツポーズ! 「大変な時期ですけどみんな頑張っていきましょう!」と視聴者に呼びかけた。また、家賃は「月24万円」と明かした。

その後、オンラインで報道陣の取材に応じた川原は「少しでも笑いを提供できたと思ったらうれしいです」とコメント。ABEMAでの冠番組として「スポーツエロ番組をやりたい。オフサイドギリギリの内容にしたいです」と話した。また、優勝の喜びを伝えたい相手を聞かれると、「ネタの中でも使わせていただいた、岸部四郎さんと海原やすよ・ともこさん」を挙げ、「お2人には事前にネタに使わせていただくお願いをして快諾いただいていたので。オンエアも楽しみにしてくれていました」と語った。

さらに、外出自粛生活を続けている人たちに向けて、「自宅だとやることがないと言っているけど。みなさん、“でんぐり返り”はされましたか? まだやれることはたくさんあると思うので、いろいろ探して見てください。そうしたら、コロナ禍も終わっているでしょう」と力強いメッセージを送った。

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