俳優の中村倫也が主演する日本テレビ系ドラマ『美食探偵 明智五郎』(毎週日曜22:30~)の第4話が、3日放送された。

【以下にネタバレ要素があります】

  • 小芝風花(左)と中村倫也=日本テレビ提供

姑から送られてくる手料理が冷蔵庫を埋め尽くすことにストレスを感じる主婦・みどり(仲里依紗)が、ネット上の相談相手だったマリア(小池栄子)に背中を押され、無理解な夫・和宏(落合モトキ)を殺害した。

偶然にも和宏の同級生だった明智(中村)は、同窓会を無断欠席した和宏を心配し自宅へ。和宏に代わり宅配業者から届けられた“お袋の味詰め合わせ”を預かる。しかしその頃、室内ではマリアに派遣されたシェフ・伊藤(武田真治)が証拠隠滅のために、みどりと共に和宏の死体を解体していた。

その夜、高校時代に和宏に分けてもらった“お袋の味”を懐かしく思い出していた明智は、姑から手料理がしょっちゅう送られてきたら嫁にとっては“キッチンハラスメント”だという苺(小芝風花)の言葉に意表を突かれる。さらに、預かっていた母親の手料理を「迷惑だろうから捨てといてくれ」という和宏らしからぬメールに強い違和感を感じ、みどりを待ち伏せて問い詰める。

動揺しつつも口を割らないみどりの態度に事態の緊急性を感じた明智は、上遠野警部(北村有起哉)と高橋刑事(佐藤寛太)を頼るが、上遠野の説得に難航。そんな中、伊藤に捕まった苺が監禁されてしまう。

苺からのSOSの電話から聞こえたマリアの声に全てを察した明智は、桃子(富田望生)と共にみどりの家へ。上遠野たちも合流し、危機一髪苺を助け出す。

しかし、冷蔵庫に保管された和宏の死体を発見している間に、みどりはマンションの粉砕式ゴミステーションに身を投げてしまう…。

同級生とその妻、苺まで巻き込んだマリアの犯罪を止められず、1人沈む明智の姿を見た苺は、マリアがPC画面から消える直前、自分と明智の前から姿を消さないなら「いつか、あなたを、明智五郎の目の前で、殺す」と苺に言い残したことを明智に打ち明けられないでいた…。