日本を代表する造形作家たちが「平成仮面ライダー」シリーズをテーマにイマジネーションを戦わせたスペシャル企画「S.I.C. コロセウム」に、『仮面ライダー555』の仮面ライダーファイズが登場。「S.I.C. 仮面ライダーファイズ」として、2020年に発売を予定している。最新情報として、原型制作前のデザインと設計資料が公開された。
「S.I.C. コロセウム」は、ハイエンドロボットアクションフィギュア「METAL BUILD」シリーズでコンビを組む坂本洋一氏とKoma氏が手掛けたメカニカル要素を強調した「仮面ライダーフォーゼ ベースステイツ」、浅井真紀氏が手掛けたドラグレッダーとの"共生"を深堀したギミックを備える「仮面ライダー龍騎」、「S.I.C.」の歴史を築いてきたレジェンド枠として参加した安藤賢司氏による「仮面ライダーゴースト オレ魂」、独特な世界観で知られる大山竜氏による「仮面ライダークウガ」の4体で投票を実施。昨年行われた結果発表で、「仮面ライダーフォーゼ ベースステイツ」が1位を獲得していた。
今回の「S.I.C. 仮面ライダーファイズ」は、「S.I.C. コロセウム」での優勝を記念して、再び坂本洋一氏とKoma氏のコンビに造形の権利が与えられた企画。設計資料では、「人間がスーツを着ている」ことにこだわり、メカメカしい装甲パーツやラバーの質感を再現していくことが明かされている。さらに驚くべきは武器のアレンジデザインで、「トランクが武器になる」というアイデアが採用される模様。『仮面ライダー555』で存在感を示すスマートブレイン社製のトランクが変形ギミックを搭載し、どのような武器として立体化されるのか注目だ。
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